このページの本文へ移動

お知らせ

副専攻(AI活用エキスパートコース)1期生の成果発表会・修了式を開催しました

大学案内
  • 受賞・表彰

9月15日に有明キャンパス5号館で副専攻(AI活用エキスパートコース)1期生の成果発表会と修了式を開催しました。

副専攻(AI活用エキスパートコース)とは、所属する学部学科の学び(主専攻)と並行して、AIを活用するための知識とスキルを学ぶことができる制度です(全18科目)。AIが日常生活に浸透した時代に活躍できる人材を輩出するため、2021年に開設されました。

当日は現地とオンラインで開催し、学生、教職員、外部企業の方々を合わせて約100名、オンラインを含めると約150名が参加しました。成果発表会では全科目の履修を終えた72名の1期生が、自身の考案した人工知能実践プロジェクトについて、フラッシュトークとポスター発表を行いました。発表テーマは各々が所属している学部学科の学びとAIの活用を結び付けているものが多く見受けられ、主専攻と副専攻の学びの繋がりを感じられました。

修了式では西本学長からの履修証明書の授与の後、外部企業や学科長の先生方から、それぞれの視点で選考した様々な賞の受賞が発表されました。優秀者発表として選ばれた「友好的会話と信頼構築を利用したPepperによる夜道の恐怖緩和」「人の役に立ちたいと考えている方必見!闘病ブログのかきかた」「新しい学習環境『響室(きょうしつ)』の評価手法の検討」「サイバーキャンパスを使ったAR情報アプリ in 屋上菜園」の4テーマについては、登壇発表も行われました。

【コメント】

MUSICセンター長 林 浩一教授
未曾有の激震が迫っています。AIの存在が日常になるこれからの時代、生活も社会も様変わりするでしょう。その姿は誰にも予測できません。そんな未来をたくましく生き抜き、輝くために必要になるのは、AIの新しい可能性を素早く取り込み、活用できる力。そしてそれは、理系文系関係なく、学科の専門にも関係なく学べなければならない。こうした考えから構想されたのが武蔵野大学の副専攻(AI活用エキスパートコース)です。

様々な野心的な仕掛けを組み込んだカリキュラムを、72名もの学生が高いパフォーマンスで駆け抜け、修了まで到達してくれたことに感慨を禁じ得ません。今回、発表された成果には、学科の専門性にAIの特性を加えたユニークなテーマが多く見られました。一部は学会での発表も行っていますが、そこでも、AIやITの専門家では出せないアイデアが含まれているという評価をいただきました。AIを活用する術を得た彼らが、これからの新しい時代を切り拓いてくれるものと確信しています。

関連リンク

一覧に戻る