教育学部幼児教育学科今福 理博准教授の発達心理学ゼミの学生4名(4年生)が「手作りおもちゃコンテスト2023」において「HOPPA審査員賞」を受賞しました。10月19日、コンテストの主催である株式会社HOPPA取締役社長の水口 加緒里氏が武蔵野キャンパスに来校し、生井 亮司教授(幼児教育学科長)同席のもと「Award Ceremony」を開催しました。HOPPA審査員賞を受賞した「今福ゼミnow happyチーム」、1次審査通過の「チャチャチャチーム」「コドモノミカタチーム」に受賞景品が送られました。

「手作りおもちゃコンテストコンテスト2023」について
全国の保育士を目指す学生を対象に1歳~3歳の子どもたちがわくわくドキドキしながら遊べる手作りのおもちゃを募集し、審査・表彰するコンテストです。審査員によるおもちゃの安全性や独創性なども含めた総合的な審査によって受賞作品が決定します。全国98チームの応募作品の中から48作品が1次審査を通過し、13作品が入賞しました。
HOPPA審査員賞について
手作りおもちゃコンテスト2023の主催である株式会社HOPPAの管理職審査員4名によって選出される賞です。


コメント
今福 理博准教授(教育学部幼児教育学科)
今回、幼児教育学科から7チームがコンテストに参加しました。それぞれがおもちゃ作りに丁寧に取り組み、3チームが1次審査を通過、1チームが受賞できたことを嬉しく思います。学生たちは、乳幼児の発達、安全性、素材、遊び方等を考えてアイデアを出し合いおもちゃを作り、プレゼンテーション発表をして審査されるというとても貴重な良い経験ができました。おもちゃはどれも個性的で、学生たちが学んできたことや面白い発想が込められていました。これからも学生たちの取り組みを応援し、保育・幼児教育に関する大学での学びを社会に届けていきたいと思います。
「今福ゼミnow happyチーム」

子どもの目を引く鮮やかな色と、窓や屋根の柄が特徴的な積み木を作りました。想像力を働かせながら遊び込めるおもちゃです。安全面を考慮して大きな積み木やオーガニック塗料を使用しました。乳幼児の微細運動や認知の発達を促し、遊びたくなるおもちゃを目指し考えたおもちゃに、このような評価を頂きとても嬉しく思います。今後も子どもを取り巻くより良い環境を考えていきたいです。
(今福ゼミ 4年生:井上さん、石川さん、北出さん、清水さん、高橋さん)
「チャチャチャチーム」

「遊びから学べる環境」に視点を当て、どのようなおもちゃが子どもの将来に役立つおもちゃなのかを考えながら作成しました。おもちゃに高さの違いや色の違い、触り心地や日常生活に必要な手先の運動遊びなどを詰め込み、年齢に合わせた遊び方ができるように工夫しました。1次審査通過ということで、自分の考えをおもちゃを通して皆さんにお伝えすることができ、とても良い経験になりました。
(松田ゼミ 4年生:冨田さん、海老澤さん)
「コドモノミカタチーム」

私たちのグループは、大人に憧れる子どもの気持ちに寄り添った玩具を作りました。玩具を1から作るのは初めての経験で、子どもたちにどのような遊びをしてほしいか、組み立てやデザインはどのように工夫するか等、悩むことも多かったですが、実習での経験などを活かしながら楽しんで制作できたのでよかったです。無事完成して、1次審査を通過できて本当に嬉しかったです。来年もぜひ参加したいです。
(今福ゼミ 3年生:髙瀨さん、小宮山さん、眞田さん、松谷さん )
関連リンク
- 2023年 手作りおもちゃコンテスト結果発表!
https://www.kyoshin.co.jp/event/detail/683382/