12月1日、散華乙女の記念樹碑(武蔵野キャンパス雪頂講堂前)にて、太平洋戦争中に空襲で亡くなった4名の女生徒を追悼するとともに、戦争の悲惨さを忘れず、平和が永続することを念じ、「散華乙女の追悼会」を行いました。


散華乙女の追悼会について
太平洋戦争の戦時中、武蔵野キャンパスの近くには零戦用エンジンなどを製造していた中島飛行機武蔵製作所があり、武蔵野女子学院の女生徒も勤労動員されていました。
1944(昭和19)年12月3日、中島飛行機武蔵製作所への空襲があり、勤労動員中であった生徒達は警戒警報により掩蓋壕(えんがいごう)に退避したものの、学院の校庭に落下した6発のうちの1発が掩蓋壕に命中し、退避中の武蔵野女子学院高等女学校5年生4名が亡くなりました。
当時、掩蓋壕があった場所の近くに、哀悼の意を込めて植えられたワビスケ(寒椿)と散華乙女の記念樹碑があり、毎年12月3日に追悼会を実施しています。
関連リンク
- 散華乙女の追悼会を執り行いました(令和4年度)
https://www.musashino-u.ac.jp/news/20221208-01.html - 散華乙女の追悼会を執り行いました(令和3年度)
https://www.musashino-u.ac.jp/news/20211203-01.html