教育学部教育学科3年生の山嵜 大飛さん、谷川 巧さんが1月27日~28日に静岡県富士市で行われた「第15回全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会」のラインスロー部門でチームとして2位に入賞しメダルを獲得しました。

ライフセービング・プール競技について
ライフセービング・プール競技とはライフセービングスポーツの1つです。ライフセービングスポーツとは、海で命を救うためにトレーニングに励むライフセーバーが、その体力や技術をスポーツとして競い合うもので、大会では順位だけではなく「迅速かつ確実に溺者を救助すること」がゴールの条件となっています。
プール競技は水泳と違い「救助を想定した種目」が特徴です。単なる泳力を競うものでなく、溺者を想定した40kg程あるマネキンを運んだり、フィンやチューブ、ロープといった救助道具を用いたりする種目もあります。競技のルールも「要救助者がいる」ということが前提となっているため、たとえばゴールした後でも競技者は倒れこんではいけません。マネキンの鼻や口が水中にあることも「救命活動上起こってはならないこと」となり失格となります。実際の救助に即した実践的なルールで競技が行われるのがライフセービング競技の特徴です。
全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会について
「全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会」は1年に1回、全国の大学生を対象に開催される大会です。今回の大会には55大学、約500名の学生が参加しました。本学からはライフセービングサークル所属の6名が参加し「12.5mラインスロー」「マネキンキャリー」「200m障害物」「スーパーライフセーバー」などの競技に出場しました。

ラインスロー部門で2位入賞。
コメント

教育学部教育学科3年生 山嵜 大飛さん、谷川 巧さん
武蔵野大学でライフセービングクラブを立ち上げて2年が経ちました。今回、全日本学生選手権大会といった大きな舞台でひとつ結果を残すことができて大変うれしく思います。
ライフセービングスポーツには「ゴールの先に、救う命がある。」といったテーマがあります。私たちのメインの活動は水辺の事故防止に貢献することです。
レスキューに必要な救助技術と体力向上の為に、スポーツとして競い合い、より速く、より確実に救える命のために、全力を注ぎます。
今回の大会の結果を自信に繋げて、水辺の事故防止、特に全国の海水浴場の無事故達成のためにこれからも精進していきます!
関連リンク
- 第15回全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会
https://ls.jla-lifesaving.or.jp/wp-content/uploads/2024/01/inclp_2023_brochure_240126.pdf