2月5日から7日にかけて開催された国際学会18th IEEE International Conference on Semantic Computing (ICSC 2024)にて、データサイエンス研究科修士2年生の大川 裕貴さん、修士1年生の大野 泰知さん、データサイエンス学科長の中西 崇文准教授の計3名が、アメリカ合衆国カリフォルニア州ラグーナヒルズの会場にて、それぞれ論文発表をおこないました。
Sematic Computing とは、情報やデータにおける意味とその関係性に焦点をあてたコンピュータサイエンスの分野を意味します。IEEE International Conference on Semantic Computingはこの分野の国際会議で、毎年アメリカで開催され、世界各国から研究者が集い白熱した議論を行う場となっています。
第18回目となる今回は、カリフォルニア州ラグーナヒルズにて開催され、参加した3名は論文発表を行い、参加した研究者たちと活発な交流を行いました。また中西学科長は3つのセッションにおいて座長を務めました。
コメント
中西 崇文准教授(データサイエンス学部データサイエンス学科 / 学科長)
この度、修士の学生2名が、IEEE International Conference on Semantic Computingという国際的にもトップレベルの学会で発表できたことはまさに快挙です。質疑応答が活発で、今後の研究につながる貴重なコメントを頂けました。また、19の国と地域から論文が集まったこの学会では、様々な国の学生や研究者と議論する機会を持つことができました。今後、このようなグローバルでもトップレベルの学会にチャレンジを続け、研究活動していきたく思います。
発表論文概要
タイトル | 著者 |
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Detection of Latent Gender Biases in Data and Models Using the Approximate Generalized Inverse Method | Takafumi Nakanishi |
Anomaly Detection Through Graph AutoencoderBased Learning of Screenshot Image Logs | Yuki Ohkawa and Takafumi Nakanishi |
Temporal Analysis of Editorial Trends in Major Newspapers Following the Prime Minister’s Speech | Taichi Ohno, Yusuke Hoshino and Takafumi Nakanishi |