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データサイエンス学部 岩田 洋夫教授がIEEE VR 2024にて「Lifetime Achievement Award」を受賞しました

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データサイエンス学部の岩田 洋夫教授がTHE 31ST IEEE CONFERENCE ON VIRTUAL REALITY AND 3D USER INTERFACES(以下、IEEE VR 2024)にて、「2024 IEEE VGTC VIRTUAL REALITY AWARDS, Lifetime Achievement Award」を受賞しました。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)は、電子・情報分野における世界で最も権威ある学会です。

IEEE VR について

IEEE VRは、電子・情報分野における最も権威ある国際学会であるIEEEのVR部門であり、バーチャルリアリティ(VR)および拡張現実(AR)分野のトップ国際会議として、1993年より毎年開催されています。2024年は3月16日から21日、米国フロリダ州オーランドにて開催されました。

Lifetime Achievement Awardについて

この賞は、生涯にわたるVR分野における貢献を讃えることを趣旨として2005年に発足し、毎年1名が選ばれるものです。授賞式は3月18日、米国カリフォルニア州オーランドにて開催されたIEEE VR 2024の中で行われました。
岩田教授は、VR分野での革新的かつ想像力に満ちた力覚提示技術/歩行感覚提示技術の開発において、生涯にわたる先駆的な功績を認められての受賞となりました。

コメント

岩田 洋夫教授(データサイエンス学部データサイエンス学科)
私は1980年代よりバーチャルリアリティにおける、手応えや歩く感覚を提示する技術を研究してきました。この研究成果は論文という形では十分な表現ができないため、実演という発表形態を重視してきました。今回いただいた賞は、多数の推薦の中から選考委員会の投票によって決まるため、受賞が難しいのですが、選考委員の多くが私が行ってきたデモを体験していたため、選ばれることができました。また、IEEE VR 2024に参加していた、この分野を代表する研究者たちが、私が行ったデモの体験を自分の言葉で若い人に熱っぽく語ってくれたのは、よい伝承になりました。体験という情報伝達手段の効果を改めて実感したのが、今回の受賞でした。

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