データサイエンス学部(以下、MUDS)は、昨年度に続き、5月に「インターンシップフォーラム2024」(旧:インターンシップ合同企業イベント)を開催しました。本イベントは任意参加のMUDS3年生と企業が直接双方のアピールを行うことで、スキルを持つ学生を前提とする高度なインターンシップ実施を目指す目的で行っています。毎年本イベントへの参加企業は増加しており、今年は過去最多の24社にご参加いただいて、5月22日、29日に開催しました。学生は企業に対して、この夏のインターンシップ参加に向けて、自身のスキルや実績など自己アピールを行いました。
事前に全3年生のポートフォリオサイトを検索サイトにまとめることで、参加企業はあらかじめ学生の情報を把握した上でイベント当日を迎えられる環境を整えました。
イベント当日は企業の担当者がZoomに待機、自社及びインターンシップの概要説明を行った後、訪れた学生がそれぞれ自己アピールを行います。時間を3タームに分け、学生はターム毎1社、最大6社(3社x2日間)の企業を訪問できるシステムとすることで企業側もより多くの学生と交流ができ、精度の高いインターンシップが可能となります。
今夏のインターンシップ実施に向けて、各社に実習を準備していただき、学生は各々の実習先で、より実践的な社会体験を行う予定です。
MUDSでは今後も早期インターンシップ及びキャリア開発支援を行い、卒業後のキャリアパス実現に向けた取り組みを進めていきます。
開催概要
イベント名 | インターンシップフォーラム2024 |
日時 | 2024年5月22日、29日(火) 14:00~17:00 |
開催方法 | オンライン(Zoom) |
主催 | 武蔵野大学データサイエンス学部 |
参加企業 | 24社(メーカー、建築業、サービス業、情報・通信業、商社、広告など) |
参加学生 | 武蔵野大学データサイエンス学部3年生 |
コメント
中西 崇文 学科長(データサイエンス学部データサイエンス学科)
本学科では、協調学修、研究体験型学修(未来創造PJ)、インターン学修を3基軸として、基礎的な知識・スキルの定着とそれらの実践をシームレスに実現しています。急速な生成系AIやLLMをはじめとする人工知能技術の発展やデータサイエンスが実活用に動き出す中で、今後とも、本学科ではより多くの企業さまとの結びつきを高め、共同研究等による社会への技術展開はもちろんのこと、学生自身の実践的な知識・スキルを培う場の創成、また学生が社会で活躍する人材として羽ばたいていくためのキャリアパスの創出を通じて、社会に貢献していきたく思います。
大橋 一広 氏(株式会社イトーキ DX推進本部デジタルソリューション企画統括部)
『明日の「働く」をデザインする』イトーキでは、“Tech&Design based on People”で実現する新しい環境づくり、先端技術やデータを活用したソリューション開発にチャレンジしています。このフォーラムは、イトーキが目指す“データサイエンス×デザイン”のプロジェクトテーマを、学生と企業が直接対話し、お互いの理解を深めることができる機会でした。インターンシップでは未来を切り開く学生と共に、次世代の企画提案に取り組めることを楽しみにしています。
大立目 進吾 氏(株式会社バンダイロジパル EC事業統括部戦略部戦略課 兼 事業管理室事業管理課)
我々はバンダイナムコグループ唯一の物流子会社として、世界中のお客様へ「夢・遊び・感動」を届けるために、時代に合わせて成長を続けてきました。近年、物流業界はAIやIoTなどの最先端技術を駆使した物流の標準化が進んでいる中、本インターンシップを通じて、皆様とは業界の新たな可能性を楽しく探求していきたいと考えております。また、このご縁をきっかけに当社の新たな仲間(パル)に出会えることを心より願っております。
関連リンク
- データサイエンス学部
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/
- MUDSインターンシップ特設サイト