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お知らせ

日本語コミュニケーション学科生が「日本将棋連盟創立100周年記念 ムアツ杯第56期女流アマ名人戦」のAクラスで優勝しました

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11月23~24日にかけて開催された「日本将棋連盟創立100周年記念 ムアツ杯第56期女流アマ名人戦」において、グローバル学部日本語コミュニケーション学科3年生の中久木 愛実さんがAクラスで優勝を果たしました。
この大会は、参加者の棋力に応じて「名人戦・A・B・C」の4クラスに分かれ、総勢133名がエントリーし、中久木さんはハイレベルなAクラスを勝ち抜きました。

ムアツ杯女流アマ名人戦とは

日本将棋連盟が主催し、報知新聞社が後援する女性アマチュアのための将棋大会です。歴代優勝者の中には、現在プロの女流棋士として活躍している方々も多くいます。

コメント

中久木 愛実さん(グローバル学部日本語コミュニケーション学科3年生)

正直、大会当日は優勝した実感がありませんでした。少し時間が経った今、ようやく現実なのだと受け入れられるようになり、とても嬉しく思っています。
大会に向けては、とにかく対局を何度も重ねました。私はAIを使用した研究も行いますが、それよりも実際に指して感覚を身につけて強くなる方法のほうが好きなので、人と指すことを大切にしています。今はネット対局が可能なので、大会前は一日20局ほど指していたと思います。
将棋を始めたきっかけは、中学生の時に学校にいらしたプロ棋士の先生との出会いです。「筋が良い」と褒めていただき、さらに同級生との対局で勝利したことが重なり、将棋が楽しいと感じて本格的に取り組むようになりました。

将棋を通じて得たものは多くありますが、一番は集中力だと思います。将棋は相手と自分合わせて一対局で平均120回くらい駒を動かすとされており、そのうち自分は60回くらい動かすことになります。その中で一つでも悪い手があると負けてしまう世界です。ずっと100点のテストを取っていても、一度0点を取ってしまうと今までの100点がなかったことになってしまうような感覚です。一つのことに集中して考えるくせが、将棋を通じて自然と身につきました。この集中力は、将棋だけでなく、勉強や就職活動など、さまざまな場面でも役立っています。
今後はアマチュアとして引き続き大会に挑戦し、あわよくばその中で良い功績を残していきたいと考えています。具体的には、今回出場したのはAクラスという名人戦本戦ではないクラスなので、来年からは名人戦本戦で戦っていきたいです。

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