アントレプレナーシップ学科3年生の坂上 大斗さん(株式会社FastGo代表)が6月20日に台湾で開催された学生起業家による国際ピッチイベント「第3回 G-1スタートアップグランプリ」にてグランプリを受賞しました。

本コンテストは、ディープテックスタートアップであるMilk.株式会社が主催するもので、次世代を担う若き起業家たちが自らのビジネスアイデアや社会課題への取り組みを世界に向けて発信し、国内外の投資家や起業支援者とつながることができる貴重な舞台です。今回は、アジアのイノベーション拠点のひとつである台湾で開催され、実現可能性、社会的インパクトなどを基準に厳正な審査を経て選出されたファイナリスト10名が起業家や投資家を前にビジネスを発表しました。
坂上さんのプロジェクト「FastGo」は、行列ができる人気店やイベントなどで、スムーズに入場・利用ができる“ファストパスサービス”を提供するビジネスプラン。時間の価値を最大化し、待ち時間のストレスをなくすこのサービスは、実用性と社会的意義の高さが評価され、グランプリに輝きました。
今回の受賞により、坂上さんは優勝賞金100万円を獲得したほか、現地行政とも連携し日本人向けの台湾事業を推進していきます。
コメント

■アントレプレナーシップ学科3年生 坂上 大斗さん
行列のできる飲食店向けファストパスサービス『ハレノヒ』を運営してる株式会社FastGoの坂上です。ハレノヒは行列のできる人気店で、お急ぎの方が時間を短縮してサービスを受けられるというサービスです。飲食を皮切りにライブのグッズ売り場や医療など様々な事業への拡大と国外への展開を考えております。
今回、台湾という日本同様に行列の文化がある国でピッチを行い、共感を得られた事はとても大きな収穫となりました。
今後も安くて品質が高いからこそ発生する、東アジア特有の行列へダイナミックなプライシングをアプローチしていきます!

■アントレプレナーシップ学部長 伊藤 羊一 教授
坂上さん、このたびの『第3回 G-1スタートアップグランプリ』グランプリ受賞、本当におめでとうございます。『FastGo』が掲げる“待ち時間ゼロ“というビジョンは、時間価値を最大化し社会課題を解決する革新的挑戦です。アントレプレナーシップ学部で培った「新たな価値を生み出すチカラ」を武器に、日本、および台湾から世界へ価値を届ける進化をさらに加速させてください。我々の身近な悩みの種である「行列問題」を打破するリーダーとしての飛躍を期待しています。
関連リンク
- アントレプレナーシップ学部 アントレプレナーシップ学科
https://emc.musashino-u.ac.jp/ - G-1スタートアップグランプリ
https://g1startup.com/ - 開催リリース【学生起業家No.1決定戦】未来を切り拓く挑戦が、ここから始まる。学生起業家No.1を決めるピッチイベント「第3回 G-1スタートアップグランプリ」、日本からのファイナリスト5組がついに決定!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000076265.html