このページの本文へ移動

お知らせ

税を考える週間に合わせ、税務行政の現場を学ぶ―経営学部会計ガバナンス学科の湯淺ゼミが東京上野税務署を訪問─

学部・大学院
  • 会計ガバナンス学科
  • 学び
  • 経営学部

税務行政の現場で租税法の実務を学ぶ

経営学部会計ガバナンス学科の湯淺 豊生ゼミが、国税庁が実施する「税を考える週間」(毎年11月に実施)に合わせて、東京上野税務署内にある租税教育用施設「タックススペースUENO」を訪問しました。学生たちは、税務署職員による説明や模擬税務調査の体験を通して、租税法と税務行政の実務的な理解を深めました。

行政実務に触れる実践的なゼミ活動

租税法を学んでいる湯淺ゼミでは、学生が行政の実務に触れながら制度の理解を深めることを重視しています。今回は、税に対する社会的関心が高まる「税を考える週間」に合わせて企画され、学生たちが専門知識を現場と結び付けて学ぶ機会となりました。

税の仕組みと役割を再確認

訪問の冒頭では、東京上野税務署の職員から、税務署の役割、税の種類とその使い道、そして国税庁が取り組む広報や納税者支援について説明を受けました。学生たちは税が社会の基盤を支え、行政運営に不可欠なものであることを再確認しました。

模擬税務調査を体験し、税務行政の現実を知る

続いて行われた模擬税務調査では、帳簿書類の確認や申告内容の検討など、税務調査の基本的な流れを体験しました。授業で学んだ税通則法や調査手続の規定が、どのように実務で運用されているかを体感的に学ぶ場となりました。
学生からは、実践的な学びに基づく具体的な感想が寄せられました。
「書面の確認だけでなく、預金の入出金など事実関係の確認が重要であることを実感した。」
「調査の目的は納税者の負担ではなく、適正・公平な課税を確保するためだと理解できた。」

税務行政の使命と公共性を実感

見学後の学生の感想には、税務行政の広範な役割や公共性の高さに気づいた声が集まりました。
「税務署の業務は多岐にわたり、国民生活を支える重要な役割を担っていることがわかった。」
「模擬調査を通じ、帳簿だけではなく元の資料の重要性を理解できた。」
「税を考える週間に合わせて訪問できたことで、税に対する社会的関心の高まりを実感した。」

指導教授コメント

経営学部会計ガバナンス学科 湯淺 豊生教授

今回の訪問は、租税法を学ぶ学生にとって、税務行政の現場を直に見て理解する貴重な機会となりました。今後の学修や卒業研究に向け、実務への理解をさらに深める契機となりました。

関連リンク

一覧に戻る