4月14日、葛西国際寮で新入生歓迎会を開催しました。葛西国際寮は異なる文化を持つ多様な学生等との国際交流及び共同生活を通じて、人格の向上を目指し、2015年に開設されました。世界各地から様々な価値観を持つ国際色豊かな学生たちが集まり、共に学び生活することにより、相互理解を進め、幅広い人間関係を形成することが期待されます。

共通点探しゲームなど、寮生が企画したイベントで歓迎
葛西国際寮には世界各国15か国から学生が集まり、合計66名の学生が生活をしています。今年度春学期は、42名の学生が新たに入寮しました。
歓迎会は、レジデントアシスタント(RA)が企画し、募集から当日の運営まで主体的に実施しました。事前予約者の名札を用意し、チーム分けは出身や使用言語に配慮して行うなど、参加者同士が交流しやすい工夫がなされました。当日は約30名の学生が国際交流ラウンジに集まり、4月に入寮した新入生に加え、9月入学の学生も参加するなど、寮の特徴である多様な学生同士の交流が見られました。


参加者募集チラシの作成から、当日の名札の準備までRA主体で準備を行いました
はじめに、6~8名のチームに分かれて自己紹介を行いました。共通言語は英語または日本語で、英語に不慣れな学生も、何度か聞き返しながら英語で答えていました。会場ではジェスチャーや携帯電話の翻訳機能を活用しながら、言語の違いをこえた交流が行われました。






続いて、チームメンバー全員の共通点を探すゲームを実施しました。制限時間10分の中で、「趣味は何か?」、「日本食で好きな食べ物は?」などの質問を通じて共通点を探しました。20代、兄弟がいる、ペットを飼っていた、コメディ映画が好きなど、最も多くの項目を挙げたチームは25個を記録しました。
ゲームの後はピザパーティーを行い、「どこの出身?」、「この漢字は何て読むの?」など寮生間で会話が弾む様子が見受けられました。参加した中国出身の女子学生は「なかなか知り合いを作ることが難しいので、こういう機会はありがたい」と話していました。
日本の文化体験や他国の文化を学ぶことへの期待
新たに入寮した学生からは、日本での生活や体験だけでなく、寮での交流に対する期待の声が多く聞かれました。
(新入生のコメント抜粋)
- 日本の学生生活に早く慣れたいので、日本の文化を体験できるワークショップや、みんなで料理を作って食べるような寮のイベントがあると良いです。
- 寮生それぞれの出身地やゆかりのある場所のご当地グルメ、または多国籍な料理をシェアする持ち寄りパーティーもできるといいと思います。
- 長期休暇を利用して日本を一人旅したい。
- 他の寮生と近くのレストランや娯楽施設に行ったり、キャンプにも行ってみたいです。
- お互いの国の言葉を教え合ったりする機会があれば嬉しいです。
- いろんな国から学生が集まっているので、それぞれの国の文化や風習について知りたいと思います。
RAとして新たな出会いを通じて学び、成長へ
寮には外国人留学生と日本人のレジデントアシスタント(RA)が暮らしています。RAは、寮生の「暮らしのサポート」と寮生間の「交流イベント」を開催する役割を担っています。暮らしのサポートでは、日本での生活の中で感じる留学生の困りごとに応じて、必要な支援を行っています。交流イベントは月に一度、チームスタッフで企画・運営しています。例えばハロウィンの時期には、仮装してきた留学生に学生スタッフがドーナツを配りました。今回の歓迎会もその一環で、イベントを通じて留学生同士のつながりを生み出すことを大切にしています。
RAの中原さんは「少しでも安心して生活できるように、近隣施設の紹介や相談しやすい環境づくりを心掛けています。母国とは全く違う環境に慣れるまでは時間はかかると思いますが、分からないことはなんでも相談してもらいたいです。今まではRAが日本の文化や料理を紹介するイベントが多かったですが、今年度は留学生が母国の文化を紹介するイベントを実施したいと思います。寮は学部学科をこえて集まれることも魅力の一つです。大学生活が充実したものになるよう、今年もサポートを継続したいですし、私自身も新たな出会いからいろいろなことを学ばせてもらえたらと考えています。」と話していました。