学科ポリシー
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ディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー
学科のディプロマ・ポリシー概要/育成する人材の方針
起業家精神(アントレプレナーシップ)をもって、新たな価値を創造できる実践的な能力を身につけた人材を育成する。
学科のカリキュラム・ポリシー概要
起業家精神(アントレプレナーシップ)をもって、新たな価値を創造できる実践的な能⼒を育成するため、1年次から武蔵野INITIALで教養、データAI/活⽤及びプログラミングの知識を育み、専⾨科⽬では、『マインド』『事業推進』『実践』をカリキュラムの3本柱として、『マインド科⽬』『事業推進科⽬』『実践科⽬』『ゼミナール科⽬』からなる授業科⽬区分により、事業推進スキル、領域別専⾨知識、アントレプレナーシップ(起業家精神)、思考⼒(論理的思考・創造的思考⼒)、意思決定⼒、課題解決⼒、PDCA⼒、コミュニケーション⼒/マネジメント⼒などで教育課程を編成する。また、授業の実施にあたっては専⾨科⽬では、座学だけの授業は⾏わず、グループ学習、事例研究、対話、ゲスト起業家との対話等、双⽅向に学ぶアクティブラーニングスタイルにより、新たな価値を創造できる実践的な能⼒という学位授与⽅針に定める能⼒・知識を養う。
知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】
ディプロマ・ポリシー:
- ①⾃ら知識や情報、教養を修得する意欲を持ち、⾃⽴的・主体的に学ぶことができる。【教養・基礎学⼒】
- ②事業化の質の向上やスピードを加速させるために、データ分析/AI活⽤や、プログラミングの基礎を⾝につけ、課題解決に活⽤することができる。【教養・基礎学⼒】【専⾨能⼒】
- ③事業化するうえで必要な、ファイナンス・アカウンティング・マーケティング・経営戦略・法務に関する知識・技能を体系的に修得している。【教養・基礎学⼒】【専⾨能⼒】
- ④事業化の対象となる社会課題を、解決⼿段となりうるテクノロジーでの切り⼝とあわせ、代表的な分野につき専⾨知識を修得している。【教養・基礎学⼒】【専⾨能⼒】
カリキュラム・ポリシー:
- ①全学共通の教養教育プログラムである全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」を履修します。「武蔵野INITIAL」では、⼤学での学修に必要な基盤的な技法と知識の修得 を⽬的として、『建学』、『情報』及び『外国語』を学びます。また、同プログラムの『CHP』を学ぶことで近未来の社会を展望する⼒を養い、『フィールド・スタディーズ』『インターンシップ』を経験する ことにより、広い視野を備え、主体的に情報を収集できる⾏動⼒を備えた⼈格の形成を⽬指します。
- ②今後、全ビジネスパーソンに不可⽋なスキルである、データ分析/AI活⽤、プログラミングの基礎を修得します。「データサイエンス基礎」「⼈⼯知能基礎」「情報技能基礎」「プログラミング基 礎」を1年次の必修科⽬として学び、データ/AI活⽤を前提としたビジネスを創造する⼒を⾝につけます。2年次以降は情報副専攻コースの履修を推奨します。3年次には「⼈⼯知能実践 プロジェクト」で専⾨性と実践での活⽤⼒を⾼めます。
- ③学科科⽬では、主に1〜2年次に「ビジネスモデル研究基礎」で事業とは何かを学び、また「コミュニケーション基礎」「ファイナンス・アカウンティング基礎」「リーガル基礎」「マーケティング基礎」を 通じて事業推進に必要な基礎知識・スキルを養成します。その後、特に専⾨スキルとして重要となるマーケティングは「マーケティングA・B・C」で、またファイナンスは「ファイナンスA・B」で網羅的 にカバーし、事業推進するうえで必要となるスキルを深く学びます。
- ④事業化していく対象となる社会課題と、解決⼿段となりうるテクノロジーについて、重点的に学びます。まず社会課題は、全学共通科⽬である「SDGs基礎」「SDGs発展1〜3」にて、 SDGs17領域を網羅的にカバーします。その上で、こうした社会課題を解決しうるテクノロジーとセットで学ぶべく、「インターネットビジネス基礎」でインターネットによる課題解決を概観し、その後 12の主要領域を定め、「領域別Tech研究A・B・C・D」の4科⽬を通じ、テクノロジーでの課題解決可能性を学んでいきます。その上で、「アフターデジタルの課題解決」で、データ、AI 活⽤による将来の課題解決の可能性を学び、情報科⽬で学んだ知識との融合をはかります。そして「領域別Tech研究A・B・C・D」の4科⽬では、17領域に対応するスタートアップや NPO、⼤企業へのインターンシップを⽤意し、実務上の専⾨知識を合わせて学んでいきます。
関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】
ディプロマ・ポリシー:
- ① 常に問題意識や好奇⼼を持って世界を眺め、社会の未来を想像し、取り組むべき課題を⾒つけることができる。【課題発⾒⼒】
- ② ⾃他の価値観や⽂化背景の違いを理解・尊重・共感することで多様性を持ち、フラットな感性とグローバルな視点で物事に向きあうことができる。【⾃⼰認識⼒・他者理解⼒】
- ③ ⾼い倫理観をベースに、使命感と信念を持って社会の未来像を描き、強い意志をもって最後まで諦めずにやり抜くことができる。【⼈格形成・使命感】
- ④ 未知なるものに挑戦し、事業を創造する(ことを成す)アントレプレナーシップ(起業家精神)を備えている。【主体性・実⾏⼒・ストレスコントロール⼒】【⼈格形成・使命感】
カリキュラム・ポリシー:
- ①②会社における⽬的やあるべき姿を考える「事業と哲学」を通じて、事業を⾃分ごととして課題意識を持つ認識を深めます。また「⼥性とアントレプレナーシップ」「政治と社会」「地域課題と事業創造」「デザインと事業創造」「科学技術と事業創造」「グローバルアントレプレナー(海外研修)」等の必修及び選択必修授業を通じて、広範な領域(社会、環境、科学技術、経営、医療、経済、政治政策、国際関係)の知識、情報、当事者と接する中で、⾃他の価値観や⽂化背景の違いを理解、尊重する視点を磨いていきます。
- ③1〜2年次は、「キャリアデザイン1・2」で⾃分⾃⾝の過去/現在/未来を、内省と対話で⾒つめたうえで、⾃⾝の興味関⼼に基づき選択必修で学ぶ「キャリアデザイン3」「幸福学」「好奇⼼醸成」を通じて、志と当事者意識を⾼めていきます。さらに、社会との関係性を考えるうえで、「倫理観1・2」を通じて、何が正しいのか、という倫理観を学びます。これらを通じて、起業家、事業家としての基本スタンスを定め、「未来構想」にて、⾃⾝の判断基準をもって⾔語化することで、⾃⾝が向き合うべきテーマを醸成したうえで、3〜4年次で、「ゼミナール2・3・4・5」を通じて、⾃分⾃⾝の判断の軸を持ち、実践の質と専⾨性を⾼めて、「ことを成す」ための⾃らの志や当事者意識を磨いていきます。
- ④全学年を通じて「アントレプレナーシップ1・2・3・4」を必須とし、第⼀線で活躍する事業家・起業家をオムニバス形式で招き、第⼀⼈者との対話や議論を通じて、失敗を恐れず、途中で諦めない当事者意識を学んでいきます。ロールモデルとなる先⼈の⾏動や意思決定、歴史や成り⽴ちについてその価値観や背景に触れ、ケーススタディやロールプレイングを通じて、⾃分ごととして思考していく中で、「ことを成す」アントレプレナーシップ(起業家精神)を育みます。
思考・判断 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】
ディプロマ・ポリシー:
- ① 健全な批判的精神をもって必要な情報を収集し、事象を構造化し、仮説を⽴てて検証・分析していくことができる。【情報分析・論理的思考⼒・判断⼒】
- ② クリティカルシンキングに基づき得た思考結果と志とを繋げ、我がこととして意思決定をすることができる。【情報分析・論理的思考⼒・判断⼒】【課題解決⼒】
- ③ ⾃ら問いを⽴て、過去・現在・未来の軸で物事を捉え、未来思考で取り組むべき課題を発⾒し、解決することができる。【課題解決⼒】【創造的思考⼒】
カリキュラム・ポリシー:
- ①事象を構造化する技術がまず、必要となります。1年次には 「クリティカルシンキング基礎」を通じ、問いを⽴て、論理的に考える基礎的な技術を学び、2年次からは「クリティカルシンキング1」を通じて主張と根拠のピラミッド構造など、様々な静的な構造化⼿法を学びます。「クリティカルシンキング2」では、事象を動的に構造化するシステム思考を学びます。
- ②事象を構造化したら、意思決定する必要があります。1年次の最初に「情報編集⼒」の授業で、様々なテーマをインタラクティブに考え、決め、コミュニケートしていくことで、これら思考⼒、意思決定⼒、課題解決⼒と、コミュニケーション⼒を含めたスキルを統合的に養い、1年次後期から4年次まで「アントレプレナーシップ1・2・3・4」科⽬の中で、実際に起業家たちの決定プロセスをロールモデルとして学びます。2年次以降、現実の様々なケースに触れてビジネスモデルを学ぶことのできる「インターンシップ(領域別Tech研究)・A・B・C」等の学外学修を⾏う科⽬により学んでいきます。また、実践科⽬を通じて、課題解決⼒を育みます。
- ③課題を解決する⼒を養うために、2年次から「課題解決プロセス1・2」でその⽅法論を学びつつ、実際の課題に取り組んで「事業計画A・B」で課題解決策を策定し「プロトタイピングA・B」で実際のソリューションを⽬に⾒える形に作り出すプロセスを通じて、より実践的な課題解決⼒を⾼めます。さらに、実践科⽬を通じて、創造的思考⼒を育みます。 また、2年次の後半からゼミナール科⽬群においてもこれらの⼒が涵養できるよう、課題やクラス・ディスカッションなどの⼯夫を多くの学科科⽬で実施します。
実践的スキル・表現 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】
ディプロマ・ポリシー:
- ① 志と起業家精神(マインド)、事業推進スキル(基礎)をベースとして、実際に会社や団体をつくり、その中で⾃らの想いを形にし、成⻑させていくことができる。【コミュニケーション⼒・語学⼒】【傾聴⼒・チームワーク・リーダーシップ】
- ② 構想・企画(plan)、⾏動(do)、振り返り(check)、実⾏(action)を繰り返しながら、⾃⽴⾃⾛することができる推進⼒。【表現⼒】
- ③ ⾃らの志をストーリーに載せて語るプレゼンテーション⼒と、議論と対話を軸として相互理解を進めるコミュニケーション⼒やマネジメント⼒をもって、チームを動かすことができる。【コミュニケーション⼒・語学⼒】【表現⼒】【傾聴⼒・チームワーク・リーダーシップ】
カリキュラム・ポリシー:
- ①1年次から4年次まで必修となる「プロジェクト基礎A〜発展D」を通じて担当教員が最初から最後までプロジェクトに伴⾛し、メンタリングしながら、実践的な事業推進スキルを⾝につけていきます。「未来構想」を経て固まってきた志をベースに、3年次以降は、実際に会社や団体をつくり、1〜2年次で学んできた様々なスキルやマインドを形にし、⾃らの想いを形にし、成⻑することを学んでいきます。
- ②1年次は好奇⼼と⾃⼰効⼒感を⾼めることに重点を置き、新しいことに挑戦しようという意欲と与えられた課題であるプロジェクトを成し遂げるためのスキルを⾝に付け、経験を積んでいきます。併せて、事業創造に必要な知識・専⾨性として「コミュニケーション基礎」「ファイナンス・アカウンティング基礎」「リーガル基礎」「マーケティング基礎」で基本的な実践スキルを養います。2年次ではプロジェクトを数多く経験し、挑戦の数・失敗の数を増やし、その経験を振り返り、修正しながら⾃らの強みや軸を発⾒し、⾏動していく⼒を養成します。
- ③「コーチング」「プレゼンテーション」「チーム・プロジェクトマネジメント」を通じて、表現する⼒や対⽴を乗り越え相互理解に導くコミュニケーション⼒を磨きます。4年次には、周囲へ影響を与えるリーダーシップを磨くために、「グローバルマネジメント」「リーダーシップとマネジメント」「組織・⼈事マネジメント」を通じて、チーム全体のことを考え、チームをゴールに導くためのスキル、コミュニケーション⼒を⾼め、⾃分の軸を踏まえて周囲に影響を与え、⼀⼈では成し遂げられない「ことを成す」⼒を養います。
アドミッション・ポリシー
本学科では、仏教精神を根幹として学識、情操、品性にすぐれた人格を育成するとともに、起業家精神(アントレプレナーシップ)を抱き、既存の枠を超えて新たな価値を創造できる実践的な能力を身につけた人材を育成します。したがって、入学者には以下のような者を求めます。
志向性:将来の進路
具体的な進路として以下の将来像を描く者
- 起業、ベンチャー企業、社会起業、NPO、NGO、大企業の新規事業担当、行政の改革担当等
期待する能力:知識・専門性
高等学校で履修するのが望ましい教科・科目
英語、国語、数学、地理歴史・公民(日本史、世界史、政治・経済)。特に『国語(現代文)』又は/かつ『数学』において十分かつ深く学習していること
高等学校で取得するのが望ましい資格等
英語アセスメントテスト(TOEIC、TOEFL、IELTS、実用英語技能検定等)
スキル
英語、国語、数学、地理歴史・公民(日本史、世界史、政治・経済)。特に『国語(現代文)』又は/かつ『数学』において十分かつ深く学習していること
高等学校で取得するのが望ましい資格等
英語アセスメントテスト(TOEIC、TOEFL、IELTS、実用英語技能検定等)
スキル
- 標準的なICTリテラシー
- 数字やデータをみて論理的に物事を考えようという意識を持つ者
期待する能力:関心・態度・人格
- 自らの可能性を信じ、何者かになりたい/社会に働きかけたいと思っている者
- 人々との関わり合いや多様性を認め、協働を楽しめる者
- あきらめずに考え抜き、やり抜こうとする意思のある者
- 未知のものに好奇心を抱き、挑戦しようと行動できるバイタリティのある者
期待する能力:思考・判断
- 社会現象や人間の営みを観察し、事実を把握するために必要な情報を収集することのできる力
- 文脈的(国語的)または論理的(数学的)に自分の頭で思考する力
- 社会現象や人間の営みの背景にある価値観を理解する力
期待する能力:実践的スキル・表現
- インターネットを利用したり、人に尋ねたりする情報探索能力
- 人と協力してなにかをやり遂げようとするコミュニケーション力
- 自分の考えや意見を表現するためにICTを活用できるスキル
- 日本語による対話能力と論述能力
- 英語による最低限の対話能力と論述能力