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お知らせ

ウクライナ人学生の受入証授与式を行いました

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本学では6月7日にロシアの武力侵攻によるウクライナからの避難民学生の受入を発表しました。

9月15日(木)、武蔵野大学有明キャンパスで本学にとって受入1人目となるLiliia Morska(リリア モルスカ)さんに受入証が授与されました。近代日本文学に触れたことをきっかけにキーウ国立大学で日本語を専攻していたリリアさんは、今後母国のウクライナで日本語学校を設立するという夢に向かって、本学で日本語及び日本の文化をさらに学び、大学院への進学を目指します。

西本 照真 学長

「ウクライナの方々が恐怖と不安の中、幸せで安定した生活を求め日々を過ごしておられることを遠い日本から気にかけ心配しておりました。今回の受入れにあたり『世界の幸せをカタチにする。』(Creating & Happiness for the World)という本学のブランドステートメントに共感いただき、この大きな目標を掲げている大学で学びたいとおっしゃっていただいたこと、大変嬉しく思いました。本学では一人ひとりが幸せ、平和をカタチにしていくことを胸に学んでいます。この願いをみんなでひとつにしてこれからの世界を、そしてウクライナを平和で幸せなところにしていくために一生懸命勉強してください」

リリア モルスカさん

「現在のウクライナに起こっていることは、ニュース等でよく数多く取り上げられていますが、ウクライナでは実際に人が亡くなっていて、私の友達や子どもたちが大変苦しんでいます。毎日、夜間外出禁止令の中、空襲警報を聞くことが現在のウクライナの日常であり、決して安全とは言えません。しかしそのような中でもウクライナ人は毎日一生懸命働き、勉強しています。私は運のいい人だと思います。武蔵野大学のおかげで勉強し、生活するチャンスがあります。一生懸命勉強をし、友達と話しながら日本語のレベルを発達させるとともに日本での生活を楽しみにしています。そしてウクライナの国民は、日本の国民と今回の受入プログラムに感謝しています。日本とウクライナの関係に貢献するために頑張ります」

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