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お知らせ

データサイエンス学科生4名が研究成果を企業で発表

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2022年8月26日に開催された、株式会社インテージホールディングスR&Dセンター主催イベント「Research & Development Challenge」にデータサイエンス学部生(以下、MUDS生)が参加し、4名の学生の研究発表が優秀賞に選定されました。

「Research & Development Challenge」は株式会社インテージホールディングスの支援組織「インテージグループR&Dセンター」主催のイベントです。MUDSと株式会社インテージホールディングスは2019年に包括連携協定を締結しており、今回、MUDS生の研究活動を助成することを目的にオンラインで初開催されました。
MUDSからは10名の学生が参加し(2年生4名、3年生6名)、自身が取り組んでいる研究内容についての発表ならびに議論がおこなわれました。その中から4名の研究発表が優秀賞として選定され、同R&Dセンター(東京都千代田区)で11月に開催される成果報告会に発表者として特別に招待されることとなりました。

受賞概要

イベント名 Research & Development Challenge
開催期間 2022年8月26日(金)
開催形態 オンライン
主催 株式会社インテージホールディングスR&Dセンター
優秀賞
受賞内容
■ 神野 満里奈さん
研究名:「歌詞や曲調の特徴に基づいたステージ照明演出自動生成システムの実現」
内容:照明色とその配置、および照明の動きを制御し、ステージの感動をより効果的に演出するための照明演出システムを実現した。具体的には1)Attentionとカラーイメージスケールを用いた照明色の選択、2)曲調に基づく照明色の配置と明るさの決定、3)音量の変化に基づく照明の動きの制御の3つの部分から構成される。

■ 中舘 澪男さん
研究名:「XRハイフレックス型グループワークシステム」
内容:従来よりも雑談の時間や頻度を増加させるために、対面参加者とオンライン参加者間の一体感を向上させるようなVR(仮想現実)デバイスとMR(複合現実)デバイスを組み合わせたXR(クロスリアリティ※1)ハイフレックス型グループワーク環境についての研究。
※1 現実世界と仮想世界を融合して、新しい体験を作り出す技術

■ 阿部 広夢さん
研究名:「観光地コンテキストに基づいたインタラクティブVR旅行ツアー自動生成システム」
内容:本研究ではVRHMD(VRヘッドセット)を用いた旅行では旅行ルートが決定されている、固定的なものである点に着目した。4つの旅行目的カテゴリに基づいた質問を提示し、1)ユーザーの意図把握を通して行き先を決定する、2)その行き先から連想される5つの観光地をユーザーに提示し選択を委ねる、という2つの機能によって構成されるシステムを開発した。

■ 祇園 和歌子さん
研究名:「顔特徴点を用いた理想の顔部位の比率を実現するメイキャップ手法提案システム」
内容:顔特徴点より顔部位の比率と、理想の顔部位の比率の違いを求め、ユーザーの顔を理想の顔に近づけられるメイキャップ手法を提案するシステム。
審査員 株式会社インテージ 取締役執行役員 経営推進本部長 長崎 貴裕 様
株式会社インテージ 先端技術部 伊藤 友治 様、増田 純也 様
株式会社インテージテクノスフィア 代表取締役社長 饗庭 忍 様
株式会社インテージテクノスフィア データビジネス推進部 小嶋 遼太 様
株式会社インテージヘルスケア リンクアンドアライアンス室 紫竹 宏亮 様
株式会社インテージホールディングスR&Dセンター長 高村 忠 様
株式会社インテージホールディングス経営企画部 中島 慶久 様

株式会社インテージホールディングス インテージグループR&Dセンターについて

市場調査・マーケティングリサーチを中核に、システムソリューション事業やヘルスケア領域の情報サービスを展開するインテージグループのR&D(Research and Development)支援組織であり、組織の垣根を超えて研究開発をピアに展開するバーチャル組織。コーポレートベンチャーキャピタルによる支援体制や、アカデミックパートナーとの研究支援体制などを整えている。

受賞者のコメント

データサイエンス学科3年生
神野 満里奈(かんの まりな)さん

実際に企業で活躍されている方に自分の研究を発表できる、またとない機会で評価いただけことは大変嬉しく、また光栄に思います。今後はいただいた貴重なご意見を元に、さらに研究に尽力して参ります。

データサイエンス学科3年生
中舘 澪男(なかだて れお)さん

先生をはじめとする多くの方に協力していただいた本研究で受賞できたことを誇りに思います。発表の場を設けてくださったインテージ様に大変感謝しております。今後もこの経験を糧に研究活動に精一杯取り組みたいと思います。

データサイエンス学科2年生
阿部 広夢(あべ ひろむ)さん

今回のイベントは学会ではなく、企業の方へのプレゼンテーションという形でしたが、自分の研究がどのような形で社会に貢献できるかということを改めて考えさせられました。今後も満足することなく、研究し続けていきたいと思います。

データサイエンス学科2年生
祇園 和歌子(ぎおん わかこ)さん

この研究はメイクで好きな有名人の顔になることで、ユーザーが自信を持つことを目標にしたものです。私の大好きなメイク関係でいつも楽しい研究がこのように褒められてとても嬉しいです。今後も楽しく励みたいと思います。

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