このページの本文へ移動

お知らせ

幼児教育学科の学生が武蔵野大学附属幼稚園で「ピポパポたいそう」を行いました

学部・大学院
  • 教育学部

1月16日、教育学部幼児教育学科 川上 暁子准教授のゼミ生7名(4年生)が、武蔵野大学附属幼稚園のどんぐり組の子どもたちと「ピポパポたいそう」を行いました。

「ピポパポたいそう」は学生が卒業制作として創った子ども向けの体操です。「宇宙旅行に行った子どもたちが宇宙人と仲良くなる」といったストーリーで、体操には多様な動きが含まれています。音楽も同学科で音楽教育学を専門とする高牧 恵里准教授のアドバイスをもとに、学生自身で作詞・作曲・レコーディングを行いました。
今年度の卒業生はコロナ禍のため、入学当初から通常の対面学修が難しく、オンライン授業を受けてきた学年です(2020年4月入学)。その経験から人とのふれあいや、人と一緒に体を動かすことの大切さを痛感した学生が多くいました。この体操は子ども同士または子どもと保育者とのふれあいや、様々な全身運動を盛り込んだ内容となっています。

まずは子どもたちに体操を披露
ストーリーの説明も手作りの紙芝居で行った
学生の動きに合わせて子どもたちも体を動かす
難しい動きも学生が丁寧に教えた

コメント

教育学部幼児教育学科 川上ゼミの学生(7名)

私たちはコロナ禍での生活を経て、子どもたちの成長における触れ合いの重要性について考えるようになり、卒業成果として「ピポパポたいそう」の制作を行いました。実習やアルバイト、ボランティアなどの様々な場面で子どもの姿を見てきた経験を活かし、実際の子どもの動きを共有しながらアイディア出しをしました。また、楽曲制作では同学科の高牧先生にアドバイスをいただきながら、自分たちの鼻歌をピアノで音に当てはめたり、ピアノを弾きながら面白いリズムを探したりして、1つの楽曲を完成させました。今回の制作を通して感じたことや経験したことは、保育者として現場で子どもたちと関わっていく際にも活かしていきたいと思います。

教育学部幼児教育学科 川上 暁子准教授

このゼミは身体表現や運動について学ぶゼミで、毎年、卒業成果を身体の動きでまとめています。今年度は、保育者として現場に出たときに活かせるものを創りたいと、子ども向けの体操の制作を行いました。制作は4月から約10ヶ月をかけました。途中で各々の実習があり集まれる時間がなかなか無い時も、全員でのコミュニケーションを欠かさずに制作をよく継続したと思います。そして今回、附属幼稚園の徳光 貴子先生のどんぐり組にご協力をいただきました。子どもたちのリアルな反応を知ることができ、学生たちの完成に向けた気持ちがさらに強まったように思いました。完成した体操の映像も、ぜひご覧いただければ幸いです。

川上准教授(中央)と川上ゼミの学生(7名)

関連リンク

一覧に戻る