6月18日、経営学部会計ガバナンス学科の鈴木 純一教授が担当するプレゼミ※の2年生が東京証券取引所を見学しました。
※2年生対象のゼミ
鈴木教授のプレゼミでは、学生が2年生の段階から金融を学んでいます。授業で使用する書籍から受動的に学ぶだけでなく、武蔵野大学独自の学びのスタイル「響学スパイラル」をもとに、自らの問いを設定して主体的に考え、行動する学修を通じて金融への理解を深めています。今回の見学もその一環として行われました。
教員コメント
鈴木 純一教授(経営学部会計ガバナンス学科)
プレゼミでは、学生が企業の成長を支援する株式投資の役割と資産形成の重要性について学修しています。今回は、知識の定着を図るため、東京証券取引所にお邪魔してその仕組みや歴史を学び、実際の取引の様子を説明していただきました。
学生コメント
・はじめに東証Arrowsで日々約4兆円の売買取引が行われていると聞いたときは半信半疑だったが、モニター画面の数値が秒刻みで変化しているのを見て実際の株式取引を実感できた。
・株価ボードは常にどこかで赤色と緑色が点滅し、株価が刻々と変化していることを間近で感じることができた。また、株式投資体験では、株価は経済の動きに応じて相場が大きく変化することを実感した。
・プレゼミで学修している株価分析や財務分析で学んだことを実際の証券取引所で実感できたことは大いに勉強になった。中央にあるチッカーは取引量の多少によって回転速度が変化し、ガラス張りの壁は透明性や公平性など取引所のあるべき姿を表しているのだと知り非常に興味深く感じた。
・東証Arrowsの見学では、実際の取引をチッカーの動きや株価モニターの表示で実感できた。また、株式投資体験コーナーでは、配信されるニュースを判断材料にして株式売買を体験することができた。
・東京証券取引所では、解説動画を見たあと、取引所内を見学し、株価モニターに映し出される実際の取引状況を見ることができました。簡単な投資ゲームにも参加して、楽しく学ぶことができました。
・東京証券取引所はニュースで見たことがあったものの、自分の目で実際に見たことがなかったので、とても勉強になりました。朝の取引が始まって1時間も経たないうちに売買代金が約9千億円となり、国内で多くのお金が動いていることを実感しました。
