9月9日から12日にかけて、教育学部教育学科で教育プレ実習(瀬戸内・海の学校)を実施しました。愛媛県の公立学校へ訪問し、特色である少人数指導や離島の教育の実態について見学して実際に体験しました。
実習では、上島町教育委員会のご協力のもと町内の小中学校6校に訪問し、先進的なICT教育や「離島留学」といった特色ある教育の実際にふれることができました。参加学生の多くは2年生であり、児童生徒と本格的に関わるのがはじめての学生もいました。これから教員を目指して学修していくにあたっての指針となる、非常に貴重な経験をすることができました。
また、実習の初日に広島県三原市にある学祖高楠 順次郎博士の顕彰碑を見学しました。
高楠先生の業績にふれ、学生たちは自らの大学の歴史的なルーツを感じていたようでした。また記念碑を実際に目にすることで、高楠先生のなした業績の大きさや、慕われていた人柄に思いをはせていました。
コメント
上島町教育委員会
この度は、遠方より上島町にお越しいただきありがとうございました。
上島町の各小中学校における教育プレ実習は、児童、生徒にとって新鮮で、いつもとは違ったコミュニケーションをとるいい機会となりました。
上島町教育委員会は、今回の教育プレ実習を通して経験したことを生かして皆様がすばらしい教員になれるように応援しております。
勘米良 祐太 准教授(教育学部 教育学科)
活動の中では、地元漁協組合のご厚意で、漁船に乗せていただいたり、郷土料理の「タコ飯」を作り味わったりする機会もいただきました。食事づくりには上島町立魚島小中学校の児童・生徒のみなさんも参加し、ふれあう機会を持つことができました。町をあげてさまざまにご尽力いただき、非常に豊かな学びと経験の機会となりました。関わってくださったみなさまに心から感謝申し上げます。