
12月4日、第32回武蔵野文学賞 在学・卒業生部門の授賞式を武蔵野キャンパス雪頂講堂で開催しました


2024年9月23日~9月27日の期間に募集した創作部門31点、書道部門約100点の作品のうち、選考委員による厳正な審査の結果、創作部門では14名、書道部門では15名の受賞者が選ばれ、授賞式では受賞者に賞状と記念品が授与されました。

授賞式後には、作家の町田 康特任教授、俳人の井上 弘美客員教授、歌人の寺井 龍哉講師、詩人の文月 悠光客員准教授(代読)、書道家 廣瀨 裕之教授による受賞作品講評が行われ、学生たちの作品一つひとつに真摯に向き合い、未来への糧となる言葉を贈りました。
なお、第32回武蔵野文学賞 在学・卒業生部門の受賞作品は、2025年3月刊行予定の『武蔵野文学賞作品集』(仮)に掲載予定です。
武蔵野文学賞とは
古くから文学者・文学研究者たちを魅了し、数多くの文芸創作とも縁あるこの武蔵野の地から、文芸創作の魅力を発信し、高めてゆく場として平成5(1993)年に本学文学部によって創設され、今年で32回目を迎えます。
文学部所属の学生のみならず幅広い分野の在学生・大学院生・卒業生を対象とし、小説、詩、短歌、俳句、児童文学、戯曲、シナリオなどの創作部門と、書道部門の2部門で分かれジャンルを問わない文芸作品の募集を行い、作家・俳人・歌人・詩人・書道家といった創作に携わる関係者を含めた本学の教員によって審査が行われます。
平成24(2012)年度からは高校生部門も開設され、文学を志す学生から「この賞があるから武蔵野大学へ進学した」といった声が上がるなど、創作活動に取り組むきっかけとしてまた若き才能発掘の一助となることを目指しています。