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お知らせ

日本語コミュニケーション学科生2名が「日本語教員試験」に合格しました

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令和6年度日本語教員試験(令和6年11月実施)の結果が発表され、日本語コミュニケーション学科4年生の柳沼 観月さん、尤 志強さんが合格しました。今回の試験は、日本語教員試験として初めての実施となり、記念すべき第1回目の試験での合格となります。

日本語教員試験とは

2024年4月1日から始まった日本語教師の国家資格化に伴い、「登録日本語教員」になるために必要な試験です。言語学や日本語教育の理論、さらには日本語教育を取り巻く社会的な背景など、多岐にわたる分野の知識と専門性が求められます。合格率は約60%とされていますが、教員としての実践的な対応力や教育現場で直面する課題への理解も問われるため、十分な準備と実践的な学びが不可欠です。

コメント

柳沼 観月さん(グローバル学部日本語コミュニケーション学科4年生)
合格したとわかったときは、すごく驚きました。というのも、問題の出題形式が大きく変わってから初めての試験であり、過去問題や予想問題がたくさんあったとは言えない状況だったからです。日本語教員として、より実践的な問題も多く出題されていたように感じます。 そんな日本語教員試験に合格できたのは、日本語学校でのアルバイト経験が大きいです。教育現場に足を運び、学生と接し、進学や就職指導の現場を見ることができたのは、とても貴重で有意義な経験でした。これから受験をする方には、私のように日本語学校でアルバイトをしてみることや、ニュースなど通じて日本語教育の現状を知ることをおすすめします。座学だけでは分からないリアルな情報を知ることで、試験の理解が深まり、より実践的な日本語教員になれると思います。ぜひ頑張ってください!!

尤 志強さん(グローバル学部日本語コミュニケーション学科4年生)
このたび、多くの先生方のご指導と励ましのおかげで、第1回日本語教員試験に合格することができました。とても嬉しく思うと同時に、支えてくださった先生方に心より感謝申し上げます。勉強のコツについてですが、過去問を活用することをおすすめします。私自身は、まず過去問を解き、間違えた問題とその選択肢に関連する知識を教科書やネット上の解説を使って勉強しました。この方法の良い点は、同じ問題の各選択肢に関連性や紛らわしいポイントが多く含まれているため、関連知識を効率よく整理できることです。 これから日本語教員試験に挑戦する皆さんへお伝えしたいのは、今回の基礎試験の難易度がかなり高かったということです。本校の日本語教員養成課程を履修することで基礎試験が免除されるルートもあるので、ぜひ有効に活用してください。最後に、試験勉強は決して簡単ではありませんが、コツコツと努力を続ければ必ず結果はついてきます。皆さんの挑戦が実を結ぶことを心から願っています!

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