このページの本文へ移動

お知らせ

米国で開催された国際シンポジウム(NCUR2025)に本学学生の研究成果が採択され、発表を行いました

国際交流・留学
  • 国際交流
  • 工学部
  • 数理工学科

4月7日~9日、米国 ペンシルバニア州 ピッツバーグ David L. Lawrence Convention Centerにて開催された国際シンポジウム「National Conference on Undergraduate Research 2025(NCUR 2025)」での研究成果発表において、数理工学科の3年生(3名)が英語で発表を行いました。

※NCUR:学部学生の研究促進を目的として1987年に設立された米国の国際シンポジウム

NCUR 2025 Conference当日の様子

数理工学科 佐々木 多希子准教授の指導の下、谷本 理子さん、中村 知愛さん、萩原 楓花さんが行った研究によって得られた研究成果で、1月に行われた審査の結果、研究成果全てが採択され、米国での国際シンポジウムに参加しました。

基調講演が行われたホール
ポスター会場

採択された研究

First Author: 谷本 理子さん(工学部 数理工学科 3年生)
Title: Patient response system using SNS
コメント:
今回は、自分の研究内容を英語でポスター発表し、質疑応答にも挑戦しましたが、母国語ではないため思うように伝えられず、もどかしさを感じました。しかし多国籍の参加者に発表することで、自分の研究に対し様々な観点からの意見をもらい新たな気づきを得ることができました。この研究では、システムがうまく動かない場面が多く、多くの苦労がありましたが、先生方に支えていただき、無事に完成することができました。発表の際に「いいシステムだね。」と評価をいただけたことで、この研究を頑張ってよかったと感じました。今回の経験を通じて、より一層、学びに対して積極的な姿勢で取り組んでいきたいと思います。NCURへの参加という大変貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
First Author: 中村 知愛さん(工学部 数理工学科 3年生)
Title: Analysis and Forecasting of U.S. and Japanese Economic Indicators
コメント:
英語でのポスター発表という貴重な経験ができ嬉しく思います。日本にいると英語を使う機会は少ないですが、英語の論文は日本語のものよりも多く存在します。不便でないけれど、こんなにも多くの情報を英語が使えないということで見逃してしまうのはもったいないと感じました。また、今回のような発表の場や買い物などの日常生活でも自分の意見を発信しようするということが大切だとも感じました。自分が発信することで他の人からの意見を得ることができ、自身の成長に大きく関わってくるのだと思います。今回の経験を生かし、これからは普段の勉強の姿勢から協力する、互いに高め合うことを積極的に取り入れていきたいです。
First Author: 萩原 楓花さん(工学部 数理工学科 3年生)
Title: AMEFURU -A rainfall sensor useful for daily life-
コメント:
今回、NCURという国際シンポジウムに参加し、英語による学術的発表の難しさとその重要性を改めて実感しました。私は「天気と連動してアラーム時刻を自動調整するアプリ(アメフルアラーム)」について英語での説明内容を準備し、発表自体は円滑に行えたものの、質疑応答では即座に英語で応じることが難しく、語学力と瞬発的な対応力の課題を痛感しました。同時に、世界中から集まった学生たちが自身の研究を堂々と発信し、活発に議論する姿勢に深い刺激を受けました。今後は、英語での論理的な発信力と対話力をさらに強化し、国際的な学術の場でも自信を持って研究を伝えられるよう、継続的に力を高めていきたいと考えています。

関連リンク

一覧に戻る