4月29日、内閣府から令和7年春の叙勲受章者が発表され、経営学部会計ガバナンス学科で令和5年3月まで教鞭を執られた青栁 達朗 元教授が瑞宝小綬章を受章しました。
このたびの受章は、長年にわたる税務行政へのご貢献に対するものであり、本学においても専門分野である租税法の教育・研究を通じて多くの学生を指導されました。

瑞宝小綬章とは
瑞宝章は、国家・公共への功労が顕著な方に贈られる日本の勲章のひとつです。 瑞宝小綬章はその中でも、主に教育・研究・行政・司法などの分野で公務に長年携わった方に授与されます。
コメント

青栁 達朗 元教授(経営学部会計ガバナンス)
今回の叙勲において税務行政事務功労ということで、瑞宝小綬章を受章しました。私の専攻である租税法とその実践は50年近くになりますが、始まりは国税庁に入庁してからでした。国税庁辞職後、帝京大学を経て、会計ガバナンス学科の発足した武蔵野大学にお世話になりました。5年という短い期間でしたが、論文指導した院生も税理士として活躍し、学部生からも国税専門官試験に合格して税務職員になる人が出てくれました。武蔵野大学会計ガバナンス学科と大学院が益々発展することを願っております。
プロフィール
1979年日本大学法学部卒、同年国税庁入庁。1995年大阪国税不服審判所部長審判官、1997年高松国税局調査査察部長、1999年仙台国税局課税第二部長、2000年税務大学校教育第二部長等を経て、2004年山口大学経済学部教授、2006年税務大学校研究部長、2008年名古屋国税不服審判所次席審判官、2010年新潟大学経済学部教授、2013年福岡国税不服審判所長を歴任。2014年に国税庁辞職後、2014年帝京大学法学部教授、2018年武蔵野大学教授、2023年武蔵野大学退職。