このページの本文へ移動

お知らせ

法学部政治学科「アフリカ政治論」の授業で JICA緒方貞子平和開発研究所・長辻 貴之研究員が講演

学部・大学院
  • 学び
  • 政治学科
  • 法学部

5月19日、法学部政治学科の中村 宏毅准教授が担当する「アフリカ政治論」の授業で、国際協力機構(JICA)緒方貞子平和開発研究所の長辻 貴之研究員をお招きし、「なぜ、アフリカを学ぶのか」をテーマとする講演を開催しました。

JICA緒方貞子平和開発研究所は、開発と平和構築の支援を目的としたJICAの政策研究機関であり、開発協力の現場で得られた知見をもとに、政策提言や研究成果の発信を行っています。同研究所は、元JICA理事長で国連難民高等弁務官を務めた緒方 貞子氏の理念を継承し、実践的かつ学術的な研究を展開しています。

講演では、セネガルやガンビアなど西アフリカ地域での豊富な調査経験をもとに、長辻研究員が現地の具体的な事例を交えながら解説を行いました。参加した約40名の学生と活発な対話を交えながら進行され、アフリカの多様性や人口増加がもたらす潜在的な力、そして経済・資源の重要性について詳しく紹介されました。

さらに、これらの動向が日本の安全保障や国際社会との関係においても重要であることが示されるとともに、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)への言及もなされ、アフリカの最新事例を学術的に捉える視点の必要性が強調されました。

「アフリカ政治論」の授業では、今後もアフリカ地域で実務経験を積んだ研究者や専門家をゲストとしてお招きし、学生の国際理解を深めるための講演を継続的に実施していく予定です。

関連リンク

一覧に戻る