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お知らせ

経済学部経済学科「大学での学び方を考える」の授業で本学卒業生の小田桐 愛美さんが講演を行いました

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7月23日、経済学部経済学科の齋藤 英里教授・松岡 佑和准教授が担当する「大学での学び方を考える」の授業で、本学卒業生の小田桐 愛美さん(武蔵野女子大学現代社会学部現代社会学科卒業)をお招きし、「大学での『選択』が生きる仕事と生活」と題してご講演いただきました。

この授業は、主に初年次生に向けて、大学で学ぶ意義と目的を改めて見つめ直すとともに、人生の目的や社会への貢献について考える機会になることを狙いとしています。今年度は担当教員による講義の他、経済学科4年生、卒業生、大学職員などにも登壇していただき、本学での学び方について様々な角度からお話しいただきました。

小田桐さんは在学中、フィリピン、タイ、ガーナなどでボランティア活動や教育開発のフィールドワークを経験し、本学卒業後は東京工業大学大学院修士課程に進学され、国際教育協力や評価学について学ばれました。その後、ベンチャー企業、大企業での勤務を経て、個人事業主として独立し、さらにスタートアップ企業の経営にも携わるなど多彩な経歴をお持ちです。現在は専業主婦のかたわら、地域の教育活動に参加するなど忙しい日々を過ごされています。

講演では、大学での学びがその後の仕事に与えた影響、現在に至るまでのキャリアの移り変わりや、環境と心境の変化についてお話しいただきました。講演の冒頭、「35,064。これは何の数字でしょうか。」と小田桐さんはスライドに投影し、学生に問いかけました。35,064は4年間を時間表記にしたもので、一見すると多く見えるが限られた時間であること、その中で大学1年生の皆さんには「多様な経験を得る」「挑戦と失敗を得る」といったことの他、「一見無駄とも思える時間の中にある価値」にも出会ってほしいというメッセージを伝えていただきました。

参加した学生からは「大学の学びは、人生全体を豊かにする力になると思った。」「進んで自分から行動できる人間になっていきたいと思った。」「家庭や社会の中で人と支え合いながら、自分らしい生き方を実現していきたい。」といった感想が寄せられ、先輩の姿から自分自身が主体的に学ぶ姿勢やキャリアを考える大きなきっかけとなりました。

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