9月15日、武蔵野キャンパスにて「第3回聴覚フェスティバル〜多様な聞こえでつながる世界〜」を開催しました。
一般参加者は334名(現地参加313名、オンライン参加21名)、スタッフや関係者を含めると400名を超える方々にご参加いただき、大盛況となりました。

「聞こえ」の多様性を広く伝える3つの柱
本イベントは以下の3点を柱として2022年より継続開催しています。
- 聴覚障害がある人たちの「聞こえ」「コミュニケーション」の多様さについての啓発
- 障害当事者のみならず、ご家族、支援者など様々な立場の当事者同士が交流できる場の創出
- 聴覚にまつわる情報(機器・ツール・団体・サービスなど)に触れられる場の創出
漫画家・吉本 浩二さんとの対談や多彩な企画を実施
特別企画として、聴覚障害をテーマにしたドキュメンタリー漫画『淋しいのはアンタだけじゃない』の作者・吉本 浩二さんとの対談を実施しました。参加者とともに「聞こえ」や「コミュニケーション」の多様さについて考える機会となりました。
また、「聞こえカフェ」による交流会や、「聞こえの説明書」作成ワークショップ、子ども向け縁日、企業・団体による展示ブースなど、多彩なプログラムを展開しました。


参加者からは継続開催を望む声も多数
参加者からは、
「当事者が企画運営することに大きな意義を感じました。」
「聴覚について新しい発見を頂きました。活気があって良いイベントでした。」
「聴覚障害がある人にとって心地いい場所になっていると思ったし、そうでない人も学べることがたくさんあると感じた。」
「それぞれ違う立場の方のお話を聞くことが出来たことと、情報交換や繋がり、ネットワークが増えたことが良かった。」
など、ポジティブな感想や、継続した開催を望む声が多く寄せられました。
当事者が生きやすく活躍できる社会をめざして
本学は今後も、聴覚障害当事者の方々がより生きやすく、活躍できる社会の実現を目指し、発信や啓発活動を続けてまいります。
関連リンク
- 言語聴覚士養成課程(専攻科)
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/advanced_course/ - 人間社会研究科人間学専攻言語聴覚コース[修士課程]
- 第2回聴覚フェスティバル2023を開催しました(2023年12月14日掲載)
https://www.musashino-u.ac.jp/news/detail/20231214-1629.html