8月5日、法学部政治学科 中村 宏毅ゼミの3年生が大阪・関西万博を見学しました。中村ゼミでは、アフリカの政治経済を中心に研究しています。今回の訪問では、途上国の展示を中心に見学し、特にアフリカ諸国の文化や政治経済情勢に関する理解を深めました。モザンビーク館では、途上国でも先進技術の開発や発展に力を入れていることを学びました。
また、アフリカンダイニングホール PANAFでモロッコの伝統料理タジンを食べ、現地の食文化に関する理解も深めました。学生からは、スパイスの利いたスープカレーのような独特の食感でとても美味しかったという感想が寄せられました。


◆ 訪問した学生のコメント

富田 光一郎さん(法学部 政治学科 3年)
私は大学でアフリカ政治を学び、各国の内情や外交を多角的に研究しています。万博訪問にあたり、地球規模の課題に対する各国の取り組みやアフリカ諸国の歴史や文化を事前に調べ、理解を深めたいと考えていました。実際に訪れると歴史的資料に加え最新技術も多く展示され、想像以上に幅広い内容に触れることができました。特にモーリタニア館で紹介されていた、画像処理技術を活用して視覚障害者の方々を支援する取り組みが印象に残り、技術は国境を越えて人々を結びつける力を持つと実感しました。この経験を糧に、国際協力の在り方をより実践的な観点から考えていきたいと思います。