会計ガバナンス学科の学生27名が、2025年(第14回、第15回)に実施された「会社決算書アナリスト試験」に合格しました。第15回の7月試験で合格した3名には、9月30日に本学にて船越教授より合格証が手渡されました。
「財務諸表分析1」受講生の57%が合格
会計ガバナンス学科では、「財務諸表分析1」の授業で会社決算書アナリスト試験対策を行い、受験を促しています。2025年は受講生47名の内、1月の試験(第14回)で24名が、7月の試験(第15回)で3名が見事合格を勝ち取りました。


企業の決算書を分析し、経営状況や将来性を評価できる力を測る「会社決算書アナリスト試験」
一般社団法人資格教育推進機構が運営する検定試験で、簿記により作成した決算書・財務諸表を読み、多方面から分析できる能力を計ることを目的としています。年に2回試験が行われ、決算書(財務諸表)分析に用いられる用語の理解に関する問題や企業経営の見方、収益性・安全性・指標分析・企業価値分析などを踏まえた分析問題が出題されます。誰でも受験可能ですが、簿記実務よりも専門的な試験のため難易度が高く、合格率は50~60%前後です。
受賞学生コメント 「慣れ」から「理解」へ-合格がくれた自信-
計算することにはだいぶ慣れてきたのですが、計算結果から導き出される内容を分析し、それを記述することが難しかったです。何とか合格できたので、とても嬉しかったですし、自信がつきました。
会計ガバナンス学科では、有志の学生が「電卓研究会」(11月より「会計学研究会」に名称変更)を設置し、電卓の操作技術や簿記スキルの向上に取り組んでいます。また、上級生が1年生を対象に簿記に関する質問を受け付ける相談会を開催するなど、学科全体でスキルアップを図っています。
(月2回程度活動。詳細はMUSCAT等で案内予定)