学生主体で企画・運営したOB・OG交流会
10月24日、有明キャンパス5号館6階の研究スペースにて、データサイエンス学部(以下MUDS)のOB・OG交流会を開催しました。当日は、データ分析、AI開発、コンサルティング、商社など多様な分野で活躍する卒業生15名と在学生25名が参加し、研究テーマと将来のキャリアについて深く語り合いました。なお、今回の企画は立案から当日の運営まで、すべてをMUDSの学生が担当し、学生主体の取り組みとして実現したものです。
実務経験者から多角的なフィードバック
メインプログラムでは、在学生が自身の研究テーマについてプレゼンテーションを実施し、卒業生から実務経験に基づいた具体的なフィードバックを受けました。プログラムは前半・後半の2セッション制で構成されており、複数の卒業生から多角的な視点で助言を得ることができる仕組みとなっていました。その結果、参加学生にとって質の高い学習と気づきにつながる機会となりました。
交流会を通じてMUDSコミュニティの結束が深まる
セッション後の交流会では、和やかな雰囲気の中、就職活動や業界選び、社会人生活など多岐にわたる話題について熱心に意見交換が行われました。世代を超えた交流が広がり、MUDSコミュニティの絆が一層深まる一日となりました。
担当教員の中村 亮太准教授は、「実務の現場で培われた視点からのアドバイスも多く、学生にとって非常に有意義な時間になりました」とコメントし、学生の真剣さと、それを温かく支援するOB・OGの姿が印象的だったと述べています。




企画学生コメント
実務的視点から研究の次のアクションが明確に

遠藤 一護さん (データサイエンス学部 データサイエンス学科 2年生)
このイベントは、教員目線だけでは得られない実務視点でのフィードバックを学生が受けられる場にしたいという想いから企画しました。研究におけるタスク設計やデータセットの選定、アプリ開発における実務フローの考え方などについて、OB・OGの方々からアドバイスをいただきました。その結果、次に取り組むべきアクションを明確にできたと感じています。また、企画・運営を通じて自分自身も多の学びを得ることができました。ぜひ今後も継続して開催し、MUDSのコミュニティをより強固なものにしていきたいです。
熱量ある議論が生んだ手応え

竹本 智博さん(データサイエンス学部 データサイエンス学科 3年生)
実際に開催してみると、想定以上にアドバイスする側・受ける側の双方が積極的に議論を行っており、企画者として嬉しい限りでした。今回を機に、後輩たちには研究への解像度を高め、先生方とは違った視座をもとに、さらに研究を進めてほしいと思います。
また、第2回以降の開催も視野に入れつつ、MUDSのコミュニティがさらに発展していくことを心より願います。最後に、問題なくスムーズにイベントが開催でき、アドバイザーの方や参加してくれた学生、協賛いただいた先生方など、さまざまな関係者の方に最大限感謝したいです。ありがとうございました。
交流を軸に広げるMUDSのつながり
今後も学生の発想と行動力を大切にしながら、このような交流の場を継続し、MUDSのつながりが広がり続ける環境づくりを進めていきます。
関連リンク
- データサイエンス学部データサイエンス学科
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/data_science/ - 武蔵野データサイエンス
https://web.ds.musashino-u.ac.jp/