研究成果を英語で発表
11月25日、東京会場(都市センターホテル)で開催された国際研究集会「The IAFOR Undergraduate Research Symposium (IURS)」において、工学部数理工学科の学生4名の研究成果が採択され、英語で研究発表を行いました。
学部生を対象とした国際研究の場
IURS は The International Academic Forum(IAFOR) が主催の学部生を対象とした国際的な研究集会です。IAFOR主催の国際会議と併催され、参加学生は専門研究者が集う世界的学会の場で、自身の研究をポスター発表として公開します。事前研修では国際水準のプレゼン手法を学び、本番では海外大学の学生や研究者と議論を交わす、実践的な研究挑戦機会です。採択者には修了証が授与され、学部段階で国際研究デビューを果たすことができるプログラムとなっています。
多岐にわたる数理最適化の研究テーマ
採択され、発表された研究テーマは以下のとおりです。これらの研究は、学生たちがそれぞれの数理科学的専門性を駆使し、社会の課題解決に貢献しようとする成果を示しています。

「Optimization of Emergency Transport for Multiple Patients」
工学部数理工学科2年生 館林 裕太さん
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「Analysis of the Takakusu Junjiro Diary Based on Text Mining」
工学部数理工学科2年生 酒井 遙哉さん
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「A Route Optimization Method for Marine Debris Collection in Tokyo Bay Based on the Traveling Salesman Problem」
工学部数理工学科2年生 水野 虹泳さん
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「Optimizing Study Schedules for Maximum Efficiency and Focus」
工学部数理工学科2年生 玉川 一真さん
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国際的な経験と今後の展望
国際的なシンポジウムでの発表経験は、学生たちにとって自己の成果を世界に発信し、多様な視点からフィードバックを得る貴重な機会となりました。数理工学科では今後も、学生が研究を通じて国際的な舞台で活躍できるよう、教育研究活動を推進していきます。