難関試験に法律学科生10名が合格
令和7年度宅地建物取引士資格試験において、法学部法律学科の学生10名が合格しました(1年生1名、2年生4名、3年生3名、4年生2名)。合格率が20%に満たない難関試験であるにもかかわらず、学年を問わず多くの学生が挑戦し、優れた成果を収めました。合格された皆さん、おめでとうございます。
法律学科では、合格者の日々の努力を称え、表彰式を実施しました。表彰式では、法律学科長の古谷 英恵教授より、合格者一人ひとりに表彰盾が授与されました。また、法学部長の片山 直也教授からは、今後の活躍への期待を込めた激励の言葉が贈られました。




合格者の声-宅建試験合格体験記
法学部法律学科 3年
山崎 玉樹さん
大学入学後はアルバイト中心で、就職活動で示せる経験が少なかったため、何か一つ努力の証となるものが欲しくて宅建試験の受験を決意しました。法律学科の先輩方が多く合格していたことや、1・2年次に学んだ法律知識を活かせると感じたことも、大きな動機でした。
学習期間は約3か月、合計500時間ほどです。自宅では集中できないため、夏休みはほぼ毎日カフェで勉強し、最後の1か月はアルバイトを減らして時間を確保しました。まずテキストで基礎を理解し、分野ごとに問題集を繰り返し解くことで知識を定着させました。試験1か月前からは過去問10年分と予想問題に取り組み、難しかった年の過去問とテキストを試験直前まで何度も見直しました。
試験1週間前まで合格点に届いたり届かなかったりで不安もありましたが、継続して取り組んだ結果、無事に合格できました。宅地建物取引士は就職活動でも高く評価される資格なので、挑戦する価値は大いにあると感じています。
法学部法律学科 2年
ファム ホアン フン ギーさん
大学1年生の頃の私は、法律を単なる暗記科目だと思い込み、条文や判例の学習に苦手意識を持っていました。成績が伸び悩んでいた時期に法律学科の先生から宅建試験の受験を勧めていただき、法曹・士業プログラムの宅建試験対策クラスに参加するようになりました。
しかし、努力の結果が出ず、2024年の試験では不合格となりました。この経験をきっかけに勉強方法を見直し、翌年は教科書の読解にかける時間を減らし、問題演習中心の学習へ切り替えました。問題集や過去問をくり返し解くことで理解が深まり、短時間で効率よく条文・判例の考え方を身につけられるようになりました。
その結果、2025年11月26日に合格証書を受け取ることができました。現在は実務講習に通い、法律知識に加えて実務についても学んでいます。今後は外国語能力を活かしつつ、法律分野においても活躍できる人材になることを目標としています。
法学部法律学科 1年
齋藤 逞徳さん
私が宅地建物取引士資格を目指したきっかけは、大学1年生の1学期に履修した資格ガイダンスの講義でした。不動産業界への就職を考えていたわけではありませんでしたが、国家資格であり、在学中に挑戦できる点に魅力を感じ、受験を決意しました。
勉強期間は約2か月半で、合計の学習時間はおよそ400時間です。短期間での学習だったため効率を重視し、教科書を読む時間よりも問題演習に多くの時間を割くことを心がけました。知識をインプットするだけでなく、実際に問題を解いて知識の定着を図り、間違えた箇所を集中的に復習するようにしていました。
これから宅建試験を受験する方にお伝えしたいのは、教科書による知識のインプットももちろん重要ですが、それだけでは対応が難しい問題も多くあるということです。できる限り多くの問題を解き、間違えた問題を二度と間違えないように原因を分析し、対策を積み重ねていくことが合格への近道だと思います。継続して学習する姿勢と、自分に合った勉強方法を見つけることも大切だと感じました。
直近5年間の合格者数は65名に
法律学科における直近5年間の宅地建物取引士資格試験合格者数は累計65名(2024年度12名、2023年度13名、2022年度14名、2021年度16名)となりました。毎年着実に合格者を輩出している点も本学科の特色の一つです。
資格試験の合格を支える充実のサポート体制
法律学科では、入学当初から宅地建物取引士資格を、法律を学ぶ上での具体的な目標の一つとしています。また、宅地建物取引士だけでなく、課外の法曹・士業プログラムでは、2つのコースを設けて、法曹(法科大学院進学者)および不動産鑑定士の養成にも力を入れてきました。さらに、昨年度からウェルビーイング社会を支える士業人材として、司法書士や社会保険労務士を目指す学生のサポートも開始しました。
今後も法律学科は、広く法律専門職の育成に取り組んでまいります。