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お知らせ

バナナから紙を作る!?小学生がSDGs体験―サステナビリティ学科×企業×国際団体で連携し体験型ワークショップ「SDGs×バナナペーパーで地球にやさしいアートを作ろう!」を開催

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3社共同の体験型ワークショッププロジェクト

工学部サステナビリティ学科 髙橋 和枝教授のラボは、株式会社チョイスホテルズジャパンおよびOne Planet Café Zambiaと共同で、小学生を対象とした体験型ワークショップ「SDGs×バナナペーパーで地球にやさしいアートを作ろう!」を、1月17日にTKP秋葉原カンファレンスセンターにて開催しました。
本イベントは、SDGsやサステナビリティを「知る」だけでなく「体験を通して学ぶ」ことを目的に実施されたもので、当日は小学生12名とその保護者、ならびにサステナビリティ学科の学生・教員、企業・団体関係者併せて約40名が参加しました。

産学・国際連携によるSDGs教育モデルの実践

本取り組みは工学部サステナビリティ学科が掲げる「実践的な学び」の一環として、企業や国際的な活動団体と連携し、次世代を担う子どもたちにサステナビリティへの理解を深めてもらうことを目的に実施されました。
同学科では、研究室での学びを社会と結びつけ、学生自身が企画・運営・実践に主体的に関わる教育を重視しており、本ワークショップでも、大学生が小学生の指導役を担うことで、「教える立場」としても学ぶ機会となりました。
なお本取り組みは、One Planet Café Zambiaの紹介をきっかけに、株式会社チョイスホテルズジャパンが参画し、大学・企業・国際団体の三者が連携する形で昨年より実施しているものです。

廃棄されるバナナから「紙」を作る─バナナペーパーの社会的意義

イベントで作成した「バナナペーパー」は、アフリカ・ザンビアで通常は廃棄されるバナナの茎から繊維を取り出し、日本の伝統工芸である「越前和紙」の技法を用いて作られた環境配慮型の紙素材です。
一般的な紙が森林伐採を前提とするのに対し、バナナペーパーは木を切らず、農業廃棄物を資源として活用できる点が大きな特長です。さらに、その製造プロセスはザンビア現地での雇用創出や技術教育につながっており、WFTO(世界フェアトレード連盟)認証を受けた、国際的にも評価の高い取り組みです。
本ワークショップでは、バナナペーパーが誕生した背景、その社会的価値についてOne Planet Café Zambiaのエクベリ聡子氏が解説し、参加者は「エコ素材」では終わらない、紙1枚の裏側にある環境・経済・社会のつながりを学びました。

大学生が先生役に─「つくる」ことでSDGsを自分ごとに

当日はサステナビリティ学科の学生が小学生一人ひとりをサポートしながら、バナナの繊維を使った紙漉き体験を実施しました。その後、色付けしたバナナペーパーを使って、缶バッジやキーホルダーなどのオリジナル作品を制作しました。

参加した小学生からは、「環境にやさしい理由を知ったうえで、自分で紙を作れたのが楽しかった」、「大学生のお兄さん・お姉さんが優しく教えてくれた」といった感想が寄せられ、環境への理解を深めながら体験を楽しんだ様子がうかがえました。
また、指導にあたった学生からは、「企業や国際団体の方と一緒にイベントを作り上げる経験は初めてで、学びが大きかった」、「教える立場になることで、SDGsをより深く理解できた」といった声が聞かれ、実践を通じた学びの機会となったことが示されました。

学びを体験に、体験を未来へ

サステナビリティ学科では今後も、社会課題を「体験」から学ぶ取り組みを通じて、次世代が持続可能な社会を主体的に考える教育の実践を進めてまいります。

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