あしたじゃない、ずっとをつくる。
2023年度、工学部サステナビリティ学科を開設
サステナビリティ学科で学ぶ
7つの理由
1. 未来のど真ん中、 サステナビリティに特化
気候変動やプラスチックごみ、フードロスなど、現代のさまざまな社会課題は複雑に絡み合い、ビジネスや生活に深刻な影響を与えています。ますます拡大するそれらの問題を乗り越えるには、サステナビリティの視座を持つことが不可欠です。
気候変動やプラスチックごみ、フードロスなど、現代のさまざまな社会課題は複雑に絡み合い、ビジネスや生活に深刻な影響を与えています。ますます拡大するそれらの問題を乗り越えるには、サステナビリティの視座を持つことが不可欠です。
2. 日本でここだけ!な、サステナビリティ学科
他の大学に先駆け、新たに日本で初となる「サステナビリティ学科」を創設。これまで学部や学科によって細かく分かれていた専門領域の枠を超え、社会課題解決のために統合的な学びを実現できる環境が整っています。
他の大学に先駆け、新たに日本で初となる「サステナビリティ学科」を創設。これまで学部や学科によって細かく分かれていた専門領域の枠を超え、社会課題解決のために統合的な学びを実現できる環境が整っています。
3. 少人数制で、仲間といっしょに成長できる
サステナビリティ学科では、各学年で教員1人あたりの学生数は約7人。学生一人ひとりの着実な学びをサポートできる少人数制です。また、学生同士の距離感も近く、ともに成長できるコミュニティ感覚で学べます。
サステナビリティ学科では、各学年で教員1人あたりの学生数は約7人。学生一人ひとりの着実な学びをサポートできる少人数制です。また、学生同士の距離感も近く、ともに成長できるコミュニティ感覚で学べます。
4. リアルな課題を通して実践力が身につく
パーマカルチャーをテーマにした「屋上コミュニティガーデン」での実験的な取り組みや、実社会をフィールドにした「サステナビリティプロジェクト」など、これまでの大学にないリアルな学びにより、実践的な力が身につきます。
パーマカルチャーをテーマにした「屋上コミュニティガーデン」での実験的な取り組みや、実社会をフィールドにした「サステナビリティプロジェクト」など、これまでの大学にないリアルな学びにより、実践的な力が身につきます。
5. 卒業後、幅広いフィールドで活躍できる
サステナビリティ学科で得られる学びは、幅広い進路で生かされます。企業や国、自治体でのサステナビリティ推進。商品やサービスの開発、販売する。NPOで働く、大学院で研究するなど、可能性が大きく広がります。
サステナビリティ学科で得られる学びは、幅広い進路で生かされます。企業や国、自治体でのサステナビリティ推進。商品やサービスの開発、販売する。NPOで働く、大学院で研究するなど、可能性が大きく広がります。
6. 文系、理系どちらもワガママに学べる
環境心理学や環境経済学といった文系の分野も、技術や統計、調査や分析といった理系の分野も、サステナビリティを軸に、ソーシャルデザイン的な視点と環境エンジニアリング的な視点を融合させた学びが可能です。
環境心理学や環境経済学といった文系の分野も、技術や統計、調査や分析といった理系の分野も、サステナビリティを軸に、ソーシャルデザイン的な視点と環境エンジニアリング的な視点を融合させた学びが可能です。
7. オーダーメイド感覚で4年間を組み立てられる
学びの主人公は、あくまでも学生自身。自分自身の課題意識やモチベーションを起点に4年間の学びをデザインできます。もちろん、トライ&エラーの中で方向性が変われば柔軟に学びのスタイルを変えていけます。
学びの主人公は、あくまでも学生自身。自分自身の課題意識やモチベーションを起点に4年間の学びをデザインできます。もちろん、トライ&エラーの中で方向性が変われば柔軟に学びのスタイルを変えていけます。
ずっとをつくる学び方
サステナビリティ学科では、4年間を通じて「社会と環境をデザインし実現する力」を身につけることをめざします。
4年間の学びをカスタマイズ
みんなが学ぶ |
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![]() 基礎科目 サステナビリティを学ぶ上で、基本となるものの見方や考え方を身につけます |
えらんで学ぶ |
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![]() ソーシャルデザイン科目 さまざまな人たちとつながりながら社会を変えていく考え方や手法を学ぶ科目たち |
![]() 環境エンジニアリング科目 環境や分析といった工学的なアプローチからの環境対策、マネジメントなどを学ぶ科目たち |
なかまと創る |
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![]() サステナビリティプロジェクト 学生たちが自ら社会の課題を発見し、市民や企業、行政とともにその解決に挑みます 主なプロジェクトの一覧はこちら |
![]() 社会連携科目 NPOや企業、行政へのインターン実習、国内外の現場でのフィールドスタディを通じて実践的な知識やスキルを習得します |
学科DATA
取得できる学位
学士(サステナビリティ学)
入学定員数(2023年度)
70名
キャンパス
1年 | 2年 | 3年 | 4年 |
有明キャンパス |
学生男女比 (2023年5月1日現在)
男子55名 | 女子25名 |
69% | 31% |
目指す資格
● 技術士補( 環境部門)
● 環境カウンセラー( 環境省)
● 自然体験活動指導者(NEAL )
● ビオトープ計画管理士2 級
● グリーンセイバー検定
● 東京都ECO-TOPプログラム修了者登録証
など
将来の職業イメージ
● あらゆる分野の企業、国・自治体、NPO などでサステナビリティを推進する担当者
● あらゆる分野における環境・社会問題を科学や技術で解決する技術者・研究者
(例)
・サステナビリティ推進に携わる国や自治体の公務員
・企業のサステナビリティ推進担当・責任者
・リサイクル、資源循環を推進するエンジニア
・省エネや自然エネルギーを推進する専門家
・環境コンサルタント
・サーキュラーエコノミーを推進する企業担当者
・社会課題解決を目指す社会的起業やNPO
・地域づくりNPO の職員
・サステナビリティに関するイノベーター
● あらゆる分野における環境・社会問題を科学や技術で解決する技術者・研究者
(例)
・サステナビリティ推進に携わる国や自治体の公務員
・企業のサステナビリティ推進担当・責任者
・リサイクル、資源循環を推進するエンジニア
・省エネや自然エネルギーを推進する専門家
・環境コンサルタント
・サーキュラーエコノミーを推進する企業担当者
・社会課題解決を目指す社会的起業やNPO
・地域づくりNPO の職員
・サステナビリティに関するイノベーター
サステナビリティ学科の目指すもの
環境危機や貧困格差、紛争・戦争に伴う人権・難民問題、特に日本で顕著な人口減少、地方の衰退など、社会と環境のサステナビリティ(持続可能性)は人類最大の課題といえます。サステナビリティ学科では、「ソーシャルデザイン」と「環境エンジニアリング」により、企業や行政、市民社会など、社会のあらゆる場面でサステナビリティを実現する解決策を考え、実装する力を身につけることを目指します。
サステナビリティ学科の2つの分野(履修モデル)
履修モデル1 | ソーシャルデザインコース |
企業や国・自治体、NPOなどにおけるサステナビリティ推進担当者や大学院進学を進路として想定し、サステナビリティを推進する仕組みの構築や新規事業の企画、多様な主体との協働を行う能力を養成するために、ソーシャルデザインに関する知識・方法・技術を学ぶ。 | |
履修モデル2 | 環境エンジニアリングコース |
環境関連企業や製造業・サービス業の環境エンジニアや大学院進学を進路として想定し、工学的アプローチによる環境の調査、分析、管理を行う能力を養成するために、環境エンジニアリングに関する知識・方法・技術を学ぶ。 | |
卒業後の進路
企業
●企業のサステナビリティ推進担当・責任者、研究職
公務員
●サステナビリティ推進に携わる国や自治体の公務員
エンジニア
●脱炭素や資源循環などを推進するエンジニア
大学院進学
●本学大学院環境学研究科 環境マネジメント専攻 、他大学大学院環境系研究科(自然科学系・社会科学系・人文科学系) など
●企業のサステナビリティ推進担当・責任者、研究職
公務員
●サステナビリティ推進に携わる国や自治体の公務員
エンジニア
●脱炭素や資源循環などを推進するエンジニア
大学院進学
●本学大学院環境学研究科 環境マネジメント専攻 、他大学大学院環境系研究科(自然科学系・社会科学系・人文科学系) など
SDGs未来都市やゼロカーボンシティ、スマートシティ、地域循環共生圏、という言葉を聞くことがあるでしょうか。これらの「持続可能な地域づくり」は、気候変動や廃棄物、生物多様性、有害化学物質等といった環境問題の根本解決とともに、環境と経済・社会に関する様々な問題の同時解決を進め、「誰もが幸せな地域」の実現を目指します。
「サステナビリティ学」は、持続可能な発展に向けた地域や企業等の取組みを進めるために必要となる、哲学・思想、専門的な理論、調査・分析の手法、計画・実践・見直しの方法等をまとめたもの。地域や企業等の現場をキャンパスとした社会実験や、多くの人との出会いや対話を通じて、共に学んでいきしょう。
「サステナビリティ学」は、持続可能な発展に向けた地域や企業等の取組みを進めるために必要となる、哲学・思想、専門的な理論、調査・分析の手法、計画・実践・見直しの方法等をまとめたもの。地域や企業等の現場をキャンパスとした社会実験や、多くの人との出会いや対話を通じて、共に学んでいきしょう。
私の専門分野は、ソーシャルデザイン(人と人がいかしあう社会の仕組みのデザイン)、コミュニティデザイン(持続可能な社会に向けた地域共同体のデザイン)、そしてパーマカルチャーデザイン(人と自然がいかしあう暮らしと社会のデザイン)です。本学科で私がみなさんと共に学び、成長したいのは、特に次の3つです。①自分自身と出会い直し、自分の心からやりたいことをみつけ、それに向かって歩み続ける力(価値観)。②未来の暮らしや社会が「こうだったら最高」というビジョンを観る力をつける(ビジョン力)。③人を生かし、活かしあえる豊かな関係性がある場をつくりだし、未来を共に創造する力(共創力)。私は、一人ひとりの中の創造性を発揮すれば、かならず持続可能な社会はつくれるし、そんな生き方は最高にかっこいいのではないかと思っています。僕らと一緒に最高の学びを実践していきましょう!
ふだんコンクリートに囲まれた都会で生活している私たちには少し想像しにくいですが、世界各地では土地の改変や過度な森林伐採などによる生態系の減少・劣化が急速に進んでいます。人間活動や自然災害、気候変動が与える生態系への影響や生物多様性の現状を把握するため、近年さまざまな技術が開発され、利用されるようになってきました。本学科ではそうした技術を使って、自然環境の保全に必要なスキルを身につけるための授業を展開していきます。また、現地で暮らす人々がどのように環境と関わり、恩恵を得ているかを理解することもとても重要です。持続可能な社会の実現に向けて、身近な場所から遠い海外まで様々な地域の現状や事例を通じて一緒に考えていきましょう。