4月21日に、武蔵野大学中学校3年生193名が武蔵野大学有明キャンパスを訪問し、3号館屋上菜園およびビオトープの見学や、気候変動に関するワークショップを実施しました。
これは中学3年生のPBL授業※の一環として実施したものです。本授業では、半年にわたって工学部サステナビリティ学科の明石 修准教授を中心に複数の教員や学生が参画し、中学校敷地内の中庭の一画を、土・植物・生き物が関係し合いながら持続的に循環する「循環型ガーデン」へ再生します。今後の授業で、中学生は「畑」「循環」「場づくり」「生き物」の4つのサブテーマに分かれ、それぞれの視点から検討を進め、大学教員・学生と協働しながら、環境や生態系への理解を深めるとともに、自ら課題を設定し解決に取り組む力を養います。
屋上菜園やビオトープの見学を実施

中学生は4つの班に分かれ、屋上菜園の見学、モニュメント広場のビオトープの見学、プラスチック抽出、気候変動についてのグループワークと、4つの講義をそれぞれ30分間受けました。
屋上菜園では、屋上で育てられている植物やコンポスト、養蜂の様子を見学しつつ、教員や大学生から説明を聞きました。
生徒たちは屋上で育てられているローズマリーやハーブを手にし、「こうやって生えているんだ」「料理に入っているものだよね?」などの感想を言い合っていました。

モニュメント広場にあるビオトープでは、伊尾木 慶子准教授が「この場所は埋立地からスタートしている」という成り立ちから、どのように自然が創出されてきたかを説明しました。
中学生たちは図鑑などを手に、どんな生物がいるのかを観察しました。

5号館5階では、白井 信雄教授による気候変動に関する講義及びグループワークと、真名垣 聡准教授によるプラスチックを抽出する体験が行われました。
真名垣ゼミのゼミ生や大学院生たちが中学生に指導し、実験をサポートしました。真名垣ゼミでプラスチックの分解を研究している学生は「自分の研究テーマに関心を持ってもらえたら嬉しい」、「普段中学生と接することがないので、話を聞いてくれるか緊張していたが、指示通りに作業をしてくれてうれしかった」とほっとした様子でした。

見学を終え中学生は「屋上菜園が印象に残りました。あんな風に植物が育っていることを初めて知りました」、「これから自分たちで作る循環型ガーデンがとても楽しみになりました」など、PBL授業での実践に向け充実した経験になったようです。
今後の授業予定(サステナビリティ学科教員参画回のみ抜粋)
| 日程(火曜5,6限) | 内容 | |
|---|---|---|
| 1 | 4月14日(火) | プロジェクトの趣旨説明、観察マップとビジョンづくり |
| 2 | 4月21日(火) | 武蔵野大学有明キャンパス屋上菜園等見学 |
| 3 | 4月28日(火) | グループ活動(明石教授はオンライン登壇) |
| 4 | 5月12日(火) | 種まき、苗の植え付け |
| 5 | 6月16日(火) | パーマカルチャーの視点を体験するワークショップ |
| 6 | 10月6日(火) | 振り返り、まとめ |
関連リンク
- 工学部サステナビリティ学科
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/engineering/sustainability_studies/ - 工学部サステナビリティ学科(特設サイト)
https://esg.musashino-u.ac.jp/ - 武蔵野大学中学校とPBL授業で中大連携 中学3年生193人が“サステナビリティ”をテーマに「循環型ガーデンづくり(ちいさないのちの場づくり)」を実践(4月24日:PR TIMESプレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000359.000067788.html - 武蔵野大学中学校・高等学校
https://www.musashino-u.ed.jp/