5月下旬より、タイのチュラロンコン大学から4名の学生が来日し、本学データサイエンス学部データサイエンス学科で短期留学を行っています。
学生たちは、本学の学生とともにゼミ活動に参加するほか、日本企業でのインターンシップにも挑戦し、日本の研究・産業の現場で日々学びを深めています。
タイ・チュラロンコン大学とは?
チュラロンコン大学(タイ王国・バンコク)は、1917年に設立されたタイ最古の国立大学であり、同国を代表する総合大学の一つです。QS世界大学分野別ランキングの「Computer Science & Information Systems」でタイ国内1位に評価されている大学です。
研究テーマに関する意見交換を通して、互いに新たな視点に触れ交流を深める

4名はそれぞれ個人の関心に合わせてゼミに所属しています。週2日、有明キャンパスに登校してゼミで取り組む研究課題について進捗報告を行い、週3日は日本企業でインターンシップを行っています。
データサイエンス学科のゼミ活動は主に個人でテーマを決めて研究を進め、時に周囲と意見交換を行うスタイルです。留学生を受け入れたゼミの在学生たちは、初めは少し遠慮がちな様子でしたが、次第に会話も弾み、お互いの研究や考え方について意見を交わすなど、共にデータサイエンスを学ぶ学生同士、自然と交流を深める様子が見られました。
インターンシップを通じて、実践的なAI活用を推進
インターンシップ先は映像を中心に様々なクリエイティブ事業を展開している株式会社OZU。同社が手がけるイベント制作やアーティストマネジメントに関連するデータを活用し、学生たちはAIを活用したデータ分析やマーケティング施策の改善に取り組みます。また、タイをはじめとする東南アジア市場に向けたSNSマーケティングプロジェクトを学生主導で推進します。単なるコンテンツ制作にとどまらず、AIを活用した編集部の効率化やマーケティングキャンペーンの最適化など、データドリブンなアプローチの有効性を検証します。
実際の事業データに触れることで、学生たちは、大学で学んだ知識を実際のビジネスの現場で生かしながら、研究と実務の両方を経験しています。
留学生コメント「挑戦的な環境で、新しいことを吸収したい」

Thepbordin Jaiinsomさん
タイでも企業で研修をしたことがありますが、日本企業とは雰囲気もやり方も違うと感じました。インターンシップ先がスタートアップで小規模だからというのもあると思いますが、挑戦的でアグレッシブな雰囲気があると思います。研究しながら、企業が作りたいものに応用できるよう挑戦しています。武蔵野大学の学生とは、ゼミで一緒になるくらいですが、フレンドリーに声をかけてくれます。

Phoowasit Vipaschewinさん
初めて日本の大学に留学して、日本企業でインターンシップをしていますが、毎日大変です(笑)。先生から出される研究課題もあるし、企業から課せられた課題もあって、毎日進捗報告をしないといけないのは大変だと思います。でも、せっかくの機会なので、新しいことをどんどん吸収していきたいです。
短期留学を通してさらなる発展を期待
短期留学は7月下旬までを予定しています。留学期間中に、インターンシップ先の新規プロダクトやサービスのアイディア創出・開発を目指します。また、留学終了後の10月ごろには、留学・インターンシップ期間中に得た成果を国際会議で発表する予定です。武蔵野大学とチュラロンコン大学との交流は、今後も教育・研究の両面でさらなる発展が期待されます。
関連リンク
- データサイエンス学部データサイエンス学科
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/data_science/ - 武蔵野データサイエンス
https://web.ds.musashino-u.ac.jp/ - チュラロンコン大学
https://www.chula.ac.th/en/ - 株式会社OZU
https://ozu-inc.jp/