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Vol.13

「国際幸福デー」

本号は2023年3月19日号ですが、その次の日、3月20日は2013年から世界各国で記念されている、国連が定めた国際幸福デー(The world day of happiness)です。毎年4月22日に行われるアースデイは1970年に制定、9月21日に行われる国際平和デーは2001年に制定ですので、国際幸福デーはわりと新しい記念日です。確かに、地球環境や世界平和に比べて、人々の幸せが経済や経営において語られるようになったのは最近のことなので、こういう順番になるのも頷けます。

私も、仲間たちとともに、2017年以来、3/20前後にshiawaseシンポジウムを行ってきました。最初は1日のイベントでしたが、今年はTHE WELL-BEING WEEK 2023と題して3/19から3/25まで、1週間に渡って行います。初期には慶應義塾大学三田キャンパスで行っていましたが、最近は武蔵野大学有明キャンパスをお借りして、武蔵野大学西本照真学長と私が共同代表という形で開催しています。正確に言うとリアル会場およびオンラインのハイブリッドで行うのは基調講演。その他のたくさんのイベントはオンラインです。そして、イベントは全て手弁当、すべて無料です。参加者には、私の教え子の石渡美奈ホッピービバレッジ(株)社長からのプレゼントもあります。ぜひリアルまたはオンラインでのご参加をご検討ください。

今年の実幸委員会メンバーは、五十五名。始めた七年前に、「有料イベントにしようか」という話もありましたが、「みんなのウェルビーイングを第一に考えるとどうすべきだろう」と考えた結果、すべて無料のイベントになりました。利他的な人は幸せ、ボランティアをする人は幸せ、という研究結果もありますし、お金が動かないので、お金の管理、会計報告、物品を借りて精算する作業、赤字の心配、スポンサー探し、スポンサーへのお願い、謝礼の配分の心配、盗難の心配などが不要です。

各教室に案内係を置いたり、全体の案内受付も必要、という意見もありましたが、みんなのウェルビーイング第一で考えると、実幸委員会メンバーみんなでコンテンツを楽しみながら、みんなが参加者全体を見ていればいいんじゃない? ということになりました。

また、実幸委員であることがわかるように、著名なデザイナーである田子學さんに趣旨を話して「ハッピーハッピ」を無料でデザインしてもらい、みんなで着ています。

ホームページのURLはhttps://well-being-week.com/。こちらもIT企業である(株)アプリシエの成田実子さんがボランティアで作ってくださっています。

遠い昔にお金ができてから世界は便利になったような気がしていましたが、お金ではなく善意が循環する世界って、幸せなんですよね。ウェルビーイングウィーク。一年で一番幸せな一週間。
 

田子學デザインのハッピーハッピを着た前野隆司・前野マドカ

田子學デザインのハッピーハッピを着た前野隆司・前野マドカ
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