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ウェルビーイング学部

ウェルビーイング学科 学科ポリシー

学科ポリシー

ディプロマ・ポリシー

ウェルビーイング学科では、所定の卒業要件を満たし、以下の能力を修得した者に学士(ウェルビーイング)の学位を授与します。

1 知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】

  1. 建学の精神、ウェルビーイング、自己理解、世界理解、創造的デザインの基礎を身につけている【教養・基礎力】
  2. 教養・基礎力とシームレスにつながる形で、建学の精神、ウェルビーイング、自己理解、世界理解、創造的デザインについての専門性を身につけている【専門性】

2 関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】

  1. 自己との対話により自己の状態を認識し、自己肯定感・自己受容を向上することによって自己のウェルビーイングを認識・向上できる【自己認識力】
  2. 他者との対話、世界との対話により、他者のウェルビーイングを理解し思いやることができる【他者理解力】
  3. ウェルビーイングに満ち溢れた世界を創造的にデザインする主体性と実行力を身につけている【主体性・実行力】
  4. ウェルビーイングに満ち溢れた世界を創造的にデザインするという理想を目指す大きな使命感・倫理観を持った人格を形成している【人格形成・使命感・倫理観】

3 思考力・判断力 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】

  1. 課題の多い現代社会においてウェルビーイングに満ち溢れた世界を創造的にデザインする方法について論理的かつ複合的に思考し表現できる【論理的思考力】
  2. 現実世界はウェルビーイングに満ち溢れた世界ではないことの理由を実体験の中から体系的に見つけ出すことができる【課題発見力】
  3. ウェルビーイングに溢れた世界をデザインする方法を創造的に提案するとともに、解決策を実践的に適用することによって課題を解決できる【創造的思考力・課題解決力】

4 交感力・発信力 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】

  1. 他者の話を傾聴するとともに、自分の考えを明確に発信するなど、他者と適切にコミュニケーションすることができる【コミュニケーション力・傾聴力】
  2. 論理と感性により自分の考えと情熱を表現できる【表現力】
  3. チームでのワークをリードしたりファシリテートしたりする力を持っている【リーダーシップ・チームワーク】

カリキュラム・ポリシー

ウェルビーイング学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を実現するために、以下の方針に基づいて教育課程を編成・実施します。

1 知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】

ウェルビーイング学科の科目は、「ウェルビーイング」という単一の概念について複合的に学ぶために、基礎・教養から専門までがシームレスにつながった教育を行うような科目構成としています。1年次から4年次までが、入門、基礎、応用、発展というフェーズとしており、ウェルビーイング学のための基礎・教養から専門までが全体としてつながっています。すなわち、全ての科目が、「生きとし生けるものがウェルビーイングに満ち溢れた世界」を創造的にデザインできる人材を育成するという最上位の目的に促していることを、全ての科目において常に意識し、一貫性を持って学ぶカリキュラムとしています。基盤科目群では、ウェルビーイングの基本を学びます。探究する科目群では、自己、自然・環境、社会・世界・ビジネスについて実践的に学びます。創造する科目群では、ウェルビーイングに満ち溢れた世界を創造的にデザインする方法について学びます。

  1. 主に武蔵野INITIAL、1~2年次科目(入門科目、基礎科目)によって教養・基礎力を身につけます。
  2. 主に3~4年次科目(応用科目、発展科目)によって、専門性を身につけます。

2 関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】

経済成長重視から生きとし生けるものの幸せの重視へのパラダイムシフトという大きな時代変化を先導的に担うために、自己と他者を主体的に理解し自発的に踏み出す人材を育成するカリキュラムとしています。

  1. 自己理解科目を中心としつつ多くの科目により自己認識力を育成します。
  2. 自己理解科目以外のすべての科目が他者のウェルビーイングを扱うため、多くの科目により他者理解力を育成します。
  3. 創造する科目群によって主に主体性・実行力を養います。
  4. ウェルビーイングに溢れた世界を構築するという学科の理念自体が人格、使命感、倫理観の育成に貢献します。よって、全科目が、人格形成、使命感育成、倫理観育成に寄与します。

3 思考力・判断力 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】

ウェルビーイングに満ち溢れた世界を創造的にデザインするための様々な科目群により思考力・判断力を養います。

  1. WBリテラシー科目のうちのロジカル思考、論理学が、直接的に論理的思考力を育成します。他のすべての科目が論理的思考力(と感性的感受性)を育成します。
  2. 探究する科目群が主に課題発見力を担います。他のすべての科目も課題発見力の育成に貢献します。
  3. 主に創造する科目群が創造的思考力と課題解決力を育成します。

4 交感力・発信力 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】

ウェルビーイングに満ち溢れた世界を創造的にデザインするための様々な科目群により交感力・発信力を養います。

  1. WBリテラシー科目のうちのロジカル思考、論理学が、直接的に論理的思考力を育成します。他のすべての科目が論理的思考力(と感性的感受性)を育成します。
  2. 探究する科目群が主に課題発見力を担います。他のすべての科目も課題発見力の育成に貢献します。
  3. 主に創造する科目群が創造的思考力と課題解決力を育成します。

アドミッション・ポリシー

ウェルビーイング学科は、「生きとし生けるものがウェルビーイングに満ち溢れた世界」を創造的にデザインできる人材を育成します。そのため、以下のような者の入学を求めます。

志向性:将来の進路

具体的な進路として以下の将来像を描く者

  •  グローバルな世界をフィールドとして、ウェルビーイングな世界や産業を創出する人材(企業(メーカー、商社、医療看護、介護福祉等)や教育現場でのウェルビーイング推進担当者、起業家等)
  • 地域をフィールドとして、それぞれの地域の特色をいかしたウェルビーイングをデザインし、地域活性化を担う人材(ウェルビーイングな地域の創生を目指す自治体の公務員、企業への就職、NPO諸団体への所属等)
  • 大学院に進学し、ウェルビーイングの学問研究の方法論をさらに学び、ウェルビーイングな世界を総合的にデザインしていく人材(海外・国内の大学院進学、研究機関・シンクタンク職員等)

期待する能力:知識・専門性

  • 高等学校で履修することが望ましい科目:英語、国語、数学、地理・歴史・公民(日本史、世界史、政治・経済)。いずれにせよ、各自の個性と特徴に応じて興味のある教科の基本を十分かつ深く学習していること
  • 高等学校で取得することが望ましい資格等:英語アセスメントテスト(TOEIC、TOEFL、IELTS、実用英語検定試験等)
  • スキル:標準的なICTリテラシー

期待する能力:関心・態度・人格

  • ウェルビーイングに満ち溢れた世界を創りたいという情熱と利他心のある者
  • 大きな時代変化を担っていきたいという野心と挑戦心のある者

期待する能力:思考力・判断力

  • 論理的に考える力
  • 他の人を惹きつける人間的魅力

期待する能力:交感力・発信力

  • 自分の個性を理解し、自分らしく生きてより良い世界を創りたいという純粋な思いを表現し実践する行動力