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プロフィール

No.014
グローバル学部
日本語コミュニケーション学科 3年
櫻井 理子さん

シンクロナイズドスケーティングで世界へ

※所属・内容は取材当時(2023年5月)のものです。

について

私はシンクロナイズドスケーティング(以下:シンクロ)の選手として活動しています。2023年4月、アメリカで行われた「ISU世界シンクロナイズドスケーティング選手権大会(以下:大会)」に日本代表チーム「神宮Ice Messengers」のキャプテンとして出場し、13年ぶりに念願のトップ10入りを果たしました。

シンクロはシングル、ペア、アイスダンスと同じく、フィギュアスケートの4つ目のカテゴリーであり、16人で滑りを合わせ、アクロバティックな技を組み合わせながら演技をする競技です。ジャンプやスピンがメインではなく、リフトやスケーティングなど、団体ならではの演技が見所です。

スケートを始めたのは9歳の時です。父と遊びで行ったスケートが楽しくて、シングル競技を始めました。その後、中学3年生の時に地元名古屋でシンクロチームを立ち上げる話があり、声をかけていただいたことでシンクロに出会いました。そのチームでキャプテンに選ばれ、もっとシンクロを知りたいと思い、 カナダでの強化キャンプにも参加しました。そこでより一層シンクロの魅力に惹かれ、高校進学時には日本一のシンクロチームである「神宮Ice Messengers」に所属するため東京に単身上京しました。

今後の

私はもともとシングルのジャンプよりもスケーティングが好きだったため、全員で滑りを合わせるシンクロが本当に楽しくて大好きです。以前は滑りで「表現」をすることも苦手でしたが、シンクロを始めてからは感情を出して滑る事も好きになりました。試合の時も仲間と一緒だから緊張しませんし、自分らしさを一番発揮できているかなと思ってます。

「神宮Ice Messengers」に所属していた5年間は世界選手権に出場するも強豪国の壁に阻まれ、満足のいく結果が出ずに悔しい思いをした時期もありました。その中で、私がキャプテンを務めたシーズンに念願のトップ10入りを果たせたことはとても嬉しく、私の誇りです。
 
大会終了後にチームを移籍し、現在は大学を休学してカナダの強豪シンクロチーム「NEXXICE」に所属しています。大学入学時は世界で活躍することも視野に入れながらグローバル学部に入学しました。ずっと憧れていたチームでシンクロができるのは夢のようです。世界トップチームでシンクロを学び、成長して日本に帰ってきたいと思います。
 
私は今後、シンクロを通じて世界に日本の魅力を発信していきたいと思っています。4月の大会のプログラムでは楽曲に大河ドラマ「花燃ゆ」の主題歌を使用しました。振付にも日本の力強さを取り入れ、演技終了後には観客の方からスタンディングオベーションをいただきました。シンクロだからこそ表現できる、日本の良さがあると実感しました。これからも自分たちが演技を披露するだけでなく、観客に「伝える」ことを大切にしていきたいです。

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