アフリカで小学校教員にチャレンジ中!
No.003
教育学部 教育学科 3年(休学中)
岡村 奈々さん
活動について
1年間休学をして、2022年4月から6月までは南アフリカで小学校インターン教員として勤務しており、7月からはガーナで小学校ボランティア教員として勤務する予定です。アフリカを選んだ理由は、以前に学校行事を通してルワンダ人と出会ったことと、アフリカに渡航したことがある友人が多かったからです。
“アフリカ”。私はこの言葉を聞いた時にマイナスなイメージが思い浮かびがちでしたが、それは本当なのか自分の目で確かめたいと思い、アフリカに来ました。現在は南アフリカで小学校3、4年生の学級運営を任されており、担任の先生と交代で授業を行っています(私の英語のレベルは日常会話程度ですが、拙い英語で授業しています) 。
アフリカに来て感じたことは、日本は物質的には満たされているけれど、精神的には満たされている人は多くないのではないかということです。アフリカの人たちは、不自由の中にも楽しさを見出し幸せそうに暮らしていて、自分が想像していたアフリカとは大きく違いました。もちろん、いま自分が見ているアフリカの世界はほんの僅かにすぎません。これからもっと色々なアフリカを見ていきたいと同時に、自分の目で見て確かめることはとても大切だと実感しました。
今後の目標
アフリカでの生活は想像以上に大変で、常に危険と隣り合わせで、精神的にも辛くなることが多いです。しかし、このタイミングで休学し自由と時間を頂いたからには、感謝の気持ちを忘れず、多くの学びを日本に持ち帰りたいと思い日々を過ごしています。
卒業後は日本で教員を目指す予定ですが、この休学期間で色々な選択肢も見えてくると思うので、教員採用試験と並行して就職活動も行おうと考えています。
学生という貴重な時間を使って、その若さと勢いと体力で色々なことに挑戦して、たくさん失敗して、学んでいきたいです。どれだけ失敗しても、失敗は宝です。南アフリカに到着して三日目、男性2人が突如走ってきて私の携帯電話を奪い、車で逃走しました。そのようなことがあっても、私はいま生きているので幸せです。人生は経験を楽しむことだと思って過ごせば、どんな失敗も後で振り返れば笑い話です。
何か挑戦しようと思っている人! 動くなら今です。タイミングは待っていても行動しない限り訪れません。アフリカや武蔵野キャンパスで私のことを見かけたら声掛けてください。いつでもあなたの挑戦を応援します!
関連URL
- 南アフリカのインターンサイト
https://www.vacorps.com/ - ガーナのインターンサイト
https://www.planmygapyear.co.uk
授業の様子①
授業の様子②
生徒のみんなと
不足していたトイレットペーパーがやっと買えた日