11月12日、令和7年度「Creating Happiness賞」の授与式が行われました。
この賞は、2016年に大学のブランドステートメントの決定と武蔵野大学しあわせ研究所の設立を機に創設された賞で、日々の生活の中で実際に幸せをカタチにするために取り組まれた教職員や学生に贈られます。この度以下3組の受賞者が選ばれました。
第24号
「Global Dialogues: A Liberal Arts Project with Chiyoda Junior High School (グローバル・ダイアローグス―千代田中学校とのリベラルアーツ・プロジェクト)」
グローバル学部グローバルコミュニケーション学科 櫻井ゼミ
3年 高 亨碩さん、朝比奈 伶さん、落合 桜介さん、小野 夏未さん、小関 熙さん、酒見 悠菜さん、多原 和香さん、張 正恒さん、中道 雄大さん、南場 夏実さん、山田 陽菜乃さん、吉岡 真尋さん、 太田 ほの香さん、平野 百華さん
4年 上田 莉子さん、黄 競賢さん、游 雨暘さん
<活動内容・評価点>
櫻井ゼミの皆さんは系列校である千代⽥中学校に毎月1回土曜日に訪問し、Liberal Arts Project において、中学⽣とともに「グローバル社会における幸せ」について探求するため、英語を⽤いた対話型活動を通じて、次世代のウェルビーイングを育む実践を⾏いました。中学生の多様性を尊重し、将来への不安を希望に変える支援を継続的に行うことで、設置校の垣根を越えて「世界の幸せをカタチにする。」という理念の具現化に貢献した点が評価されました。
第25号
「武蔵野大学サステナブルキャンパスプロジェクト」 有明キャンパスにおける給水機設置とペットボトルごみの削減の活動
工学部サステナビリティ学科
3年 祝迫 雅己さん
<活動内容・評価点>
祝迫さんは武蔵野大学サステナブルキャンパスプロジェクトの一環として、有明キャンパスにおけるペットボトルのゴミの削減と学生・教職員が安心して給水できる環境づくりを目指し、2年以上にわたり給水器の設置と運用実証実験に取り組みました。先輩たちの活動も含めこれまでに計4万リットルの水の提供、それによる約8万本のペットボトルの削減、約19.1トンの温室効果ガスの削減に貢献しました。この活動は、環境負荷の低減や、学生・教職員の健康と幸せなキャンパスライフに繋がっており、「世界の幸せをカタチにする。」という本学の理念を体現していると評価されました。
第26号
埼玉県立所沢高校における、自分と他者へのより深い理解を促す「対話」の活動
ウェルビーイング学部ウェルビーイング学科
2年 山﨑 かれんさん
<活動内容・評価点>
山﨑さんはウェルビーイング学部が重視する、「他者との対話や世界との対話を通じて他者のウェルビーイングを理解し、思いやることができる」という「対話」の理念に強く共感し、大学内だけでなく母校である埼玉県立所沢高校にもこの取り組みを広げたいと考え、母校の先生に相談し、高校生たちとの「対話の環(わ)」を広げる活動を2024年から行っています。高校生だけでなく、地域の中学校や企業にも視野を広げながら「対話の環」を広めることで、「世界の幸せをカタチにする。」という本学の理念を体現していると評価されました。
関連リンク
- 武蔵野大学しあわせ研究所
https://www.musashino-u.ac.jp/research/laboratory/happiness_incubation.html - 「Creating Happiness賞」授与式を行いました(令和6年度)
https://www.musashino-u.ac.jp/news/detail/20241121-5693.html