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お知らせ

不正会計の実務を学ぶ-公認会計士の卒業生による特別講演を経営学部会計ガバナンス学科で実施-

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1月20日、経営学部会計ガバナンス学科2年次の「財務会計3」の講義において、本学科の卒業生で公認会計士・公認不正検査士(CFE)の渡井 肇洋氏を講師に迎え、「不正会計」をテーマとした特別講演を実施しました。

公認会計士の先輩から学ぶ特別講演

本講演は、学生が将来のキャリアを具体的にイメージできるよう、実務の最前線で活躍する先輩から直接学ぶ機会として企画されました。講師の渡井氏は、在学中に公認会計士試験(短答式)に合格し、卒業後、大手監査法人での実務を経て現在は株式会社WARCにて不正調査業務に従事している、会計専門職のスペシャリストです。

多角的な視点から紐解く不正のメカニズム

講演では、自己紹介に続き、不正の定義や発生原因、発覚後の企業対応、調査に関わる専門家の役割について体系的な解説が行われました。特に、不正調査の手法や粉飾決算の典型的な手口、発覚経路など、実務経験に基づいた具体的なトピックが提示されました。
渡井氏は、不正会計が複雑なスキームよりも典型的な手法で行われることが多い点や、未公表の非上場企業における従業員の横領事例が実は非常に多いといった、実務家ならではの「業界の裏側」を明かしました。質疑応答では、不正調査の報酬事情や実務の詳細についても触れられ、学生にとって極めて希少性の高い情報が共有されました。

担当教員コメント「先輩の実務経験が後輩のキャリアイメージを鮮明に」

経営学部会計ガバナンス学科 榮田 悟志准教授
不正会計の専門的な内容でしたが、専門知識のない学生に対してもわかりやすく教えていただき、大変感謝しております。私自身も勉強になりました。不正会計の第一線で活躍している先輩の姿は、学生にとって大きな刺激となり、先輩を目標に頑張ろうという前向きな気持ちにつながると感じました。さらに、公認会計士を目指す学生にとっては、公認会計士になった後のキャリア形成において、公認不正検査士として、不正会計を専門とする道があることが具体的なイメージとして描けたことで、受験勉強をより一層頑張ることができると思いました。講義後に先輩と在学生が会話している姿を見ると、社会で活躍している先輩の影響の大きさを改めて感じるとともに、嬉しさも感じております。

学びを力に、次代を担う会計プロフェッショナルへ

今回の講演は、学生にとって単なる知識の習得に留まらず、自身の学びが社会の信頼を守る「会計ガバナンス」に直結していることを再認識する貴重な機会となりました。本学科では、今後も学生の志を刺激し、キャリア形成を支援する多様な機会を提供していきます。

特別講義の様子【YouTube】

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