2月10日に本学初となる「MU気候学生会議2026」を開催しました。本会議は環境システム学科(2023年度よりサステナビリティ学科に改組)の学生グループの呼びかけにより実現したものです。近年国内外で注目される「気候市民会議」をモデルに本学独自の形式にアレンジし、有明キャンパスの学科代表を集めて開催しました。2021年度から学生気候会議を開催している龍谷大学の担当者(教員1名、職員3名、学生2名)が本学を訪問していただく機会があり、3月30日に有明キャンパスにおいて意見交換会を実施しました。
「ゼロカーボンユニバーシティ」を目指す龍谷大学へ、後継者問題などを相談
龍谷大学は、カーボンニュートラルを先導する大学として、2022年1月に「龍谷大学カーボンニュートラル宣言」を発出し、創立400周年を迎える2039年に「ゼロカーボンユニバーシティ」の達成を目指し、様々な取組を行っています。
その取組の一つとして、龍谷大学では、学生らが話し合い大学の気候ガバナンスへの参画を目指す「龍谷大学学生気候会議」を2021年度から開催しています。
本意見交換会を有意義なものとすべく、はじめに武蔵野大学のカリキュラムやサステナビリティ学科について学科長の白井 信雄教授から説明がありました。
次に、MU気候学生会議実施の中心メンバーである環境システム学科の清水 美知花さん、戸田 二巴さん、小林 千夏さん、林 利咲さん、今野 こももさん(2025年度卒業生)が、取組について説明しました。
MU気候学生会議は4年生が中心となって開催したことから、「後継者が育たない」「同じ熱量で取り組んでくれる人がいない」といった課題が上がり、5年以上継続開催できている龍谷大学の取組方について質問が寄せられました。
龍谷大学国際学部の斎藤 文彦教授からは、「学長承認のもと実施しているが、関わる教員・学生はいずれもボランティアであり、報酬も単位付与もない。それでもやることに意義がある。自分達が面白いと感じることが、周囲にも伝わり、つながっていくのではないか」という見解が示されました。
屋上菜園見学:地域活性・地域交流の場を体感
その後、龍谷大学の皆さんは3号館の屋上菜園を見学しました。サステナビリティ学科の明石 修准教授が、3号館2階にあるロハスカフェの生ごみや近隣ホテルから出たコーヒーかす等を活用したコンポストの説明などを行いました。
屋上菜園には近隣の福祉施設や有明こども園の園児が定期的に訪れていることを伝え、本学の屋上菜園が地域活性・地域交流の場になっていることをご紹介しました。
より多くの人を巻き込むことを目指して、今後も連携を進める
今回の意見交換会を通じて、「環境問題はどれだけ多くの人を巻き込めるかが重要」という共通認識を得ました。これを受けて、今後は双方の気候学生会議への参加を通じ、運営方法や着眼点、アプローチ方法の共有を継続していくことで合意しました。
関連リンク
- 工学部サステナビリティ学科
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/engineering/sustainability_studies/ - 工学部サステナビリティ学科(特設サイト)
https://esg.musashino-u.ac.jp/ - 学部学科の枠を超え、気候変動について考える-「MU 気候学生会議2026」 を初開催(2026年3月17日掲載)
https://www.musashino-u.ac.jp/news/detail/20260317-7971.html - 日刊工業新聞「未来の地球を守るために 学生の取り組み」(2026年2月27日掲載)
https://biznova.nikkan.co.jp/article/feature/environment2602_07 - 龍谷大学学生気候会議
https://www.ryukoku.ac.jp/about/activity/global_warming/closeup/cl02.html - 龍谷大学ニュース「学生気候会議について龍谷大学と武蔵野大学が意見交換会を実施【サステナビリティ推進室】」(2026年2月18日掲載)
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-18028.html