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お知らせ

地域の子どもの声を市政へ-社会福祉学科と西東京市が協働でワイワイトークを開催-

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2026年7月4日・11日・12日の3日間、武蔵野大学武蔵野キャンパスにて、「西東京市ワイワイトーク」が開催され、社会福祉学科の学生が運営サポートで参加しました。社会福祉学科の中西 真准教授と、中西ゼミの学生をはじめとする本学の1~4年生約25名が、ワークショップの進行やファシリテーターを担当し、地域の子どもたちが「自分の意見を言える場所」を考え、発表するサポートをしました。

子どもの声を市政に届けるプロジェクト

「西東京市ワイワイトーク」は、令和6年度から西東京市が実施している、子どもの意見を施策に反映させるための重要な取組です。本学は初回より会場提供やワークショップ内容の検討を協働して行ってきました。児童家庭福祉やスクールソーシャルワークを専門とする中西ゼミの活動の一環として、大学と行政が連携し、子どもたちが社会の一員として発言できる環境づくりを支えています。

対話から提案まで3日間のプログラム

今年は「自分の意見を言える場所のこと」をテーマに、1日目は現状を知ることやキャンパスツアーを通じた交流、2日目はグループワーク、最終日には市長に対して直接発表を行いました。グループワークは小学校中学年・小学校高学年・中高生と年齢別のグループに分かれて行いました。

学生が担う「自分の意見を言える」場所づくり

ファシリテーター役の学生を中心に、参加者の意見を引き出したり、発言を見守ったり、意見をまとめていくための道筋を示したりと、グループの構成やメンバーに合わせて寄り添いました。学生からは「子どもが安心して意見を表明できる環境づくりには、時間をかけて信頼関係を築いていくことが大切」「自分が理解できていれば良いのではなく、他者への明確な解説ができて『学習』となるのだと知覚した」「今後は、個々に応じた支援を意識しながら学びを深めていきたい」「初対面の大学生に、ありのままの素直な意見をたくさん出してくれた子どもたちに本当に感謝しています」といった感想が寄せられました。

池澤市長に直接届ける意見発表

最終日の発表は、グループごとにまとめた「①総合計画の取組」、「②ワイワイトークの取組」、「③資源循環サミットの取組」について、発表しました。この日は池澤市長も参加し、グループワークの発表に「西東京市は、子どもがど真ん中のまちづくりを政策としています。今日いただいたご意見を、「子どもの意見表明」としてしっかりと受け止めて、今後のまちづくりを進めていきます。」といったコメントがありました。

子どもの権利を考え、学びを深める

今回のワークショップで出た意見には、改めて市からのお返事(フィードバック)がされる予定です。また、意見を生かして市の取組が企画されます。今後も社会福祉学科中西ゼミでは、学校や子ども、家庭にかかわる福祉や子どもの権利等の学びを深め、考えていく機会を作っていきます。

主催者コメント「子どもたちが自分の意見を言える場に」

■西東京市役所 子ども若者部子ども若者応援課 園田様
子どもが自分の意見を言える場所をつくるために、ワイワイトークを開催しました。初めは緊張していた子どもも、大学生のサポートのおかげで気持ちがほぐれ、自分の気持ちを言葉にすることができていたと思います。
武蔵野大学の皆さんには、当日だけではなく、会場設営や事前準備の段階から協力していただきました。子どもに配布したワークブックも、大学生と一緒に考えながら作成したものです。本当にありがとうございました。

学生コメント「実践経験から得た学びー子どもが安心できる環境づくりのためにー」

■人間科学部社会福祉学科 4年 宮 梨々香さん
私は今回、3度目の参加となりました。小学生グループのノートテイカーとして子どもたちの話し合いを支援しました。最初は意見を言えなかった子が、最終日には前に立って発表する姿を見ることができました。この経験を通して、子どもが安心して意見を表明できる環境づくりには、時間をかけて信頼関係を築いていくことが大切であるということを改めて痛感しました。

■人間科学部社会福祉学科 4年 竹内 明日香さん
ワイワイトークにボランティアとして参加して、講義で学んだ子どもの権利擁護について、実践経験として学ぶことができました。初対面の大学生に、ありのままの素直な意見をたくさん出してくれた子どもたちに本当に感謝しています。

■人間科学部社会福祉学科 3年 田中 啓登さん
大学生活を送る中で「当たり前のように受け止めていた事柄に、問いを立ててみること」で、さまざまな事柄に対する関心を持ち学んできた経験がいかせたと思います。普段の学びどおりにいかなかった点としては、今までは参考文献(こどもの権利等)に記載されていることを読んで知った気になっていましたが、情報の中身や仕組み等を子どもたちに説明し伝えること・全員で共有することの難しさは、文献からは得られないことで、苦労しました。今後の学びにむけて、自分が理解できていれば良いのではなく、他者への明確な解説ができて『学習』となるのだと知覚したこの経験をいかしていきます。

■人間科学部社会福祉学科 2年 矢島 奈々さん
イベント初日、子どもたちは緊張して意見を発表しにくい様子だったため、授業で学んだラポール形成の3原則を意識しながら、信頼関係づくりに努めました。その結果、2日目には積極的に意見を話してくれるようになり、笑顔も増えました。一方で、一人ひとりの個性に合わせたかかわりに難しさを感じ、知識や経験不足を実感しました。この経験から今後は、個々に応じた支援を意識しながら学びを深めていきたいと思います。

教員コメント「子どもたちの声をいかすことの重要性を体感」

■人間科学部社会福祉学科 中西 真准教授
今年の西東京市ワイワイトークのテーマは、昨年よりも子どもたちにとって少し難しいテーマかと感じました。しかし子どもたちは、大学生のファシリテーション、サポートなどをいかして、いろいろなことを経ながら、グループでテーマについて考えて準備して発表し、市長、副市長、教育長等の方々からのコメントを得ました。子どもたちの声は西東京市でさらなる検討をして今後の事業、市政運営にいかしていただけることと思っています。大学生は、子どもたちの声を聞いて、西東京市の事業を検討していくことを意識しました。子どもや行政のことを把握しながら、物事をいろいろな立場から検討し、子ども若者の事業の当事者である子どもたちの声をいかすことの重要性を直接体感しました。
ご参加いただきましたみなさまのおかげで、様々な思いを聞くことのできる会になりました。ありがとうございます。

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