HOME教育学部文学部日本文学文化学科

学科ポリシー

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ディプロマ・ポリシー/カリキュラム・ポリシー

学科のディプロマ・ポリシー概要/育成する人材の方針

日本文学、日本文化や日本語を学ぶことを通じて、豊かな感性を養い、確かな問題意識を育み、読解力・表現力・創造力・批評力を身につけます。
教授陣には、著名な小説家、文芸評論家、書道家、童話作家、詩人、歌人、俳人などの創作家、あるいは文学・日本語・文化研究者などがそろっていて、それぞれの分野で懇切に指導を行っています。これらの学びを通して、総合的なコミュニケーション能力を育成し、言葉により「世界」を読み、言葉により「世界」を創ることのできる人材育成をめざしています。

学科のカリキュラム・ポリシー概要

日本文学文化学科は、「武蔵野INITIAL」と以下の専門教育によってカリキュラムを編成します。
知識・専門性 【学びの基礎力を基盤とした専門能力】

⾃ら教養・基礎学⼒を修得し、⾃⽴的・主体的に学ぶことができる。【教養・基礎学⼒】

対応するカリキュラム・ポリシー

  • 本格的な専門教育を受ける前に、全学共通の教養教育プログラムである「武蔵野INITIAL」を履修します。「武蔵野INITIAL」では、大学での学修に必要な基盤的な技法と知識の修得を目的として、「建学」、「スポーツ・身体」、「情報」、「外国語」、「教養日本語」、」「CHP(Creating HappinessProgram)」「フィールド・スタディーズ」「インターンシップ」「全学教養ゼミナール」そして「寄付講座」などの科目群を学びます。これらの科目群は、いずれも「知識・専門性」「関心・態度・⼈格」「思考・判断」「実践的スキル・表現」に横断的に関わる学びとなっています。また、そうした基礎的な教養と知の基盤の上に立って、必修科目「日本文学史Ⅰ・Ⅱ」「古代文学」「中古文学」「中世文学」「近世文学」「近代・現代文学」「漢文学」など、学科開講の基礎科目を学びます。

⽇本の⽂化についての知識を活かして、商品開発、マーケティング、販売促進戦略、セールスマネージメント、広告宣伝などの分野で創造的な提案ができる。【専⾨知識を基にした提案⼒】

対応するカリキュラム・ポリシー

  • 日本文化に関する専門知識を身につけ、またその知識を基にして、グローバルな社会に提案できるようなスキルをみがきます。まず、必修科目「入門ゼミA・B」において、博物館・図書館などの各地の文化的な施設を訪れ、レポートにまとめる能力を養います。また、能楽、歌舞伎の知識を「日本の演劇(古典芸能)」のなかで学び、書道に関する文化を「書道基礎」において体得します。そして地域文化として武蔵野に関する文化を必修科目「武蔵野学」のなかで学びます。
  • 日本文化を発表する方法を学ぶ授業としては、「プレゼミ1A・1B」、「プレゼミ2A・2B」、「ゼミA・B」を設置しています。単に知識を耳から聞くだけでは
    なく、プレゼンテーションのなかで自らが捉えた日本文学・文化の魅力を発信するスキルを養います。
関心・態度・人格 【他者と自己を理解し、自発的に踏み出す力】

文学を学ぶことによって培った⼈間と社会についての見識を基礎として、企業や社会において⼈間関係を構築し、開かれた⼈的交流ができる。【自己認識力・他者理解力】
日本文化に関する知識を活用して、経済、文化、社会の諸問題を発見し、問題解決の方法について検討し、具体的な企画を構築できる。【課題発見力】
企画や提案をただ発信するだけではなく、賛同者を増やし、⼈間関係を構築する積極性と卓越した見識をスキルとして身につける。【主体性・実行力】
社会に貢献することを自らのモチベーションとする⼈格を形成するとともに、自分の仕事に対する責任感と使命感をもっている。【⼈格形成・使命感】

対応するカリキュラム・ポリシー

  • 文学の基礎を学ぶことによって、自分及び他者に対する理解力を深め、それが社会的なコミュニケーションに発展するような授業を展開しています。たとえば、必修科目「日本文学史Ⅰ・Ⅱ」そして必修科目「古代文学」「中古文学」「中世文学」「近世文学」「近代・現代文学」や選択科目「小説の歴史」などのなかで、文学の基礎的な知識及び作品の歴史を学び、それによって⼈間の相互理解を深めることができ、社会におけるネットワークの構築に寄与します。
  • また課題発見力としては作品や表現のなかにひそむ⼈間心理を追究することにより、あらゆる企画に対応できる能力を身につけます。たとえば、「日本文学特講Ⅰ~Ⅶ」のなかでは、単に作品の表面的な叙述を理解するだけではなく、その背景となる同時代的な文脈なども踏まえて解析していきます。また、社会的な自己を主体的に発見するために、グループ学習を中心とした「プレゼミ1A・1B」「プレゼミ2A・2B」「ゼミA・B」「卒論ゼミ」「日文特別ゼミⅠ~Ⅳ」などのゼミ科目を用意しています。
思考・判断 【課題を多角的に捉え、創造的に考える力】

必要な情報を収集、分析するとともに、結論を論理的に語り、文章に表現する能力を得る。【情報分析力・論理的思考力】
仮説を立て、思考実験によって、必要ならば新たな調査や実証実験を加えて、結論の正当性を論理的に証明する、プレゼンテーション能力と文章表現力をもつ。【課題解決力】
既存の概念にとらわれない大胆な発想によって問題解決への提案ができ、発想の飛躍や新機軸が打ち出せ、思考の柔軟性をもつ。【創造的思考力】

対応するカリキュラム・ポリシー

  • 文章表現の能力は、すべての基礎となります。このような社会⼈としての基礎を学ぶべく、必修科目「日本語学概論Ⅰ・Ⅱ」を設置し、また「創作基礎Ⅰ~Ⅶ」においては、小説をはじめとするあらゆる文学ジャンルの創作科目を用意しています。情報分析や言語分析の能力は、仕事を飛躍的に発展させるスキルとなります。また単に耳で聞くだけではなく、体験学習としては「日本文学文化研究調査実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」を用意しています。ここでは実証に基づく調査、実地研修によって、博物館・図書館にある実物を見て、専門的な視点を養います。また、それだけではなくプレゼンテーションスキルをみがくため、実地研修の発表も行います。
  • 社会においては、あらゆる問題に直面した場合に、様々な思考力が問われます。そこでは、常識的な見解だけではなく大胆な発想力が必要とされます。そのような思考力を身につけるために、必修科目「卒業論文」「卒論ゼミ」が開講されています。ここでは自分独自の方法論を模索し、通説とは違う新たな視点を掲出する独自性が身につきます。
  • なお、正しい日本語や一般常識を身につけるための検定も用意しています。必修科目「入門ゼミA・B」のなかで、「日本漢字能力検定」(公益財団法⼈日本漢字能力検定協会実施)の準1級~準2級が受検できるように設定されています。
実践的スキル・表現 【多様な人々のなかで、自らの考えを表現・発信する力】

日本語の思考力、発想力、説得力を鍛えた上で、グローバルな対応ができる語学力を培い、世界の歴史と現状についての正確な見識を身につける。【ことばの力・異文化理解の力】
提案や企画を説得力のあるものにするために、論理性に裏打ちされた魅力的な文章術、語りの能力を培うとともに、総合的な素材による多角的な表現力を身につける。【表現力】
責任感や使命感をもち、チームを支え、指導するだけのリーダーシップを身につける。【協調性・他者理解力・共感力】

対応するカリキュラム・ポリシー

  • グローバル社会のなかで日本文学文化を発信するべく必修科目の「漢文学」や選択科目「比較文学特講(外国文学)」という科目を用意しています。現在は自国の文学を学ぶだけではなく、世界的な視野で発信することが社会的に必要とされています。日本文学は日本という地域だけで培われたものではないという大きな視点から、中国・欧米などの文学表現を学びます。
  • そもそもプレゼンテーションにおいては、パワーポイント、フローチャート、イラスト、写真などを用いた多角的な表現能力が必要となります。資料を用いた多様な表現力養成については、必修科目「プレゼミ1A・1B」必修科目「プレゼミ2A・2B」必修科目「ゼミA・B」、そして選択科目「日文キャリア演習Ⅰ(編
    集デザイン)」「日文キャリア演習Ⅱ(編集デザイン)」が用意されています。必修科目「プレゼミ1A・1B」必修科目「プレゼミ2A・2B」必修科目「ゼミA・B」のなかでは、発表者が説得力を持つプレゼンテーション資料を毎回用意します。また、「日文キャリア演習Ⅰ(編集デザイン)」「日文キャリア演習Ⅱ(編集デザイン)」においては、実際に本の編集に携わり、文字媒体だけではない各種のビジュアル資料の配置なども学んでいきます。
  • 社会は集団で成り立っており、その場合チームワーク力やリーダーシップは必須の力になります。本学科では2年次の「プレゼミ1A・1B」、「プレゼミ2A・2
    B」、3年次の「ゼミA・B」、4年次の「卒論ゼミ」を通して、それぞれのチームワーク力が育成できるよう、設置されています。ゼミの発表者はチームを組んで
    発信と受信を行い、またリーダーシップ的役割も担います。単に発表するだけではなく、社会に出た時に必要となる使命感・責任感をゼミのなかで身につけていきます。

アドミッションポリシー

本学科は文学の学びを通し、世界を読み、言葉によって「世界」を創ることのできる人材の育成を目指しています。そのため、以下のような人の入学を広く国内外から求めます。

志向性:将来の進路

期待する能力:知識・専門性

高等学校で履修するのが望ましい教科・科目
国語総合・国語表現・現代文・古典(古文・漢文)[平成30年告示高等学校学習指導要領の右科目:現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・国語表現・古典探究]、英語、地理歴史(日本史・世界史)[平成30年告示高等学校学習指導要領の右科目:歴史総合・日本史探究・世界史探究]、芸術(書道、美術、音楽など)
高等学校で取得するのが望ましい資格等
日本漢字能力検定(準2級以上)、実用英語技能検定(2級以上)、TOEIC450点以上、ベネッセコーポレーション・Literas論理言語力検定(2級)など

期待する学生像:関心・態度・人格

文学、文化、言語、芸術に対して、幅広い関心と旺盛な探求力を持ち、学問に真摯に向き合う人

期待する学生像:思考・判断

期待する学生像:実践的スキル・表現

基礎的な情報発信力、日本語コミュニケーション能力を備えており、さらにそれを高める意欲を持っている人
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