このページの本文へ移動

フットサルで子どもたちに夢を

No.021

教育学部 幼児教育学科 2年

安田 優花 さん

※所属・内容は取材当時(2024年9月)のものです。

活動について

私は、フットサル選手として活動しています。「フットサル」というと、馴染みのない方も多いかもしれませんが、フットサルは5人制で行うサッカーと似たスポーツです。主に体育館などのサッカーより狭いコートでプレーするため、スピード感があり、選手の技術が重視されます。試合時間は通常20分ハーフで、ボールやゴールもサッカーより小さく、正確なパスやシュートが求められます。

私は小学校2年生の時にサッカーを始め、中学・高校までは、サッカー部に所属していました。高校3年生の時に全日本高等学校女子サッカー選手権大会で準優勝したのですが、私自身はベンチメンバーでした。今まで全力で打ち込んできた高校サッカーが終わり、全力でやり切った達成感から力が抜けるような思いと、もうこれ以上サッカーで上には行けないと感じ、辞める決断をしました。もう選手としてはプレーしないと決めていた私ですが、高校卒業から大学が始まるまでの期間を過ごしている間に自分からサッカーがなくなるとどこか寂しくてまたボールが蹴りたくなりました。中学生の時に少しフットサルをやったことがあり、興味があったので、大学入学と同時にフットサルのクラブチームに入団しました。ポジションは中学生の頃から続けているゴールキーパーで、フットサルでは「ゴレイロ」と呼ばれるポジションです。

フットサルには多くのリーグがありますが、私が所属するチーム『バルドラール浦安 ラス・ボニータス』は、日本の女子のフットサルのリーグの中ではトップレベルの「日本女子フットサルリーグ」に参戦しています。このリーグでは6月から9月までの「レギュラーシーズン」と10月から12月までの「ファイナルシーズン」に分かれており、私のチームは今年のレギュラーシーズンでリーグ1位という結果を残すことができました。

今後の目標

フットサルを始めてから1年間は現在とは別のチームに所属していましたが、今年度からはさらなる高みを目指していきたいと考え、今のチームに移籍しました。移籍してから約半年間経ちましたが、高い練習強度の中で、悩みながらも日々多くのことを学び、少しずつ成長を感じています。しかし、まだまだ試合の出場時間は短く、課題も多いので、自分自身と向き合いながら試合に出場できる機会を増やしていきたいと考えています。将来はフットサルの日本代表として世界で活躍する選手になりたいです。

一方で、私は大学で幼児教育を学び、幼稚園教諭と保育士の資格取得を目指しています。将来は子どもの成長を支える仕事に就きたいと思っているので、フットサルだけではなく、勉強との両立も頑張っていきたいと思います。得意なスポーツやフットサルの活動を活かして子どもたちにスポーツの楽しさを伝え、勇気や希望を与えられるような先生を目指していきたいです。

関連URL

写真提供:バルドラール浦安