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「すべての人が笑顔になる大学祭の実現」を目指して

No.022

教育学部 教育学科 3年

野畠 海斗 さん

※所属・内容は取材当時(2024年12月)のものです。

活動について

毎年秋に大学の一大イベントとして開催される大学祭(武蔵野キャンパス「摩耶祭」、有明キャンパス「黎明祭」)の企画・運営を行う組織、大学祭実行委員会の委員長として約350名の仲間たちと共に尽力してきました。

私は大学1年生の時から大学祭実行委員会として活動しています。大学祭実行委員会に所属したきっかけは、“誰かの力になりたい”と思ったからです。高校時代、部活動やアルバイトで「誰かのために動くこと」に自分の活動の意味を見出せました。この経験から、武蔵野大学の最大組織である大学祭実行委員会に入り、自分の行動で多くの人の役に立ちたいと思いました。そして、みんなの力になりたいという思いが強くなると同時に多くの仲間たちに信頼され、今年は委員長に選出していただきました。  

今年で摩耶祭は57回目、黎明祭は13回目の開催でした。先輩方が繋いできた伝統を大切にしながら、私は委員長として「来場者及び参加団体すべての人が笑顔になる大学祭の実現」をテーマとして掲げ、今年は「新しいことを積極的に実施して変革をする年」と打って出ました。初めての企画としては、学内向けの企画「終夜祭」を開催しました。黎明祭の最後にクイズ大会やダンスサークルの発表を企画し、最後まで会場を盛り上げました。他にも来場者の誘導を考えたステージ場所の変更、飲食販売団体の増加など様々な施策を実施した結果、前年より多くの方にご来場いただき、無事成功を収めることができました。

今後の目標

私は、この経験を通して「大学祭が作り出す体験の素晴らしさ」を実感しました。終夜祭の参加者から「来てよかった」と笑顔で言われた時、今まで努力してきて本当によかったと思いました。大学祭は「多くの方の笑顔を創造し、楽しい気持ちを共感しあい、思い出を共有することができる場」であると改めて感じました。このような幸せな時間、体験は私の今後の人生においても、簡単に生み出されるものではないと考えています。しかし、この経験は私だけの力ではなく、約350名の大学祭実行委員会の仲間達、出展、来場していただいたすべての方のおかげで成り立ったものです。今後、私はそのみなさんに感謝の恩返しをしながら、来年も大学祭を継続、進化させ、「すべての人が笑顔になる大学祭」をサポートしていきたいです。

また将来は、教育機関等で子どもたち一人ひとりが笑顔で輝ける環境を作りたいと考えています。その際は、委員長として培った、リーダーシップ力と変革する力、そしてみんなを巻き込む力を活かして、積極的に行動していきたいと考えています。

関連URL

摩耶祭にて今年初めて開催された終夜祭の様子

委員長を補佐し、全体をリードする委員長局の皆さん

4月には新入生を勧誘するためのポスターを作成