交通ルール啓発ツールをデザインし西東京市長を表敬訪問
工学部建築デザイン学科の伊藤 泰彦教授と伊藤研究室の4年生 林崎 智之さん、田邉 拓巳さん、木澤 花夏さん、久保池 祐朱さんが、西東京市の「交通ルール啓発ツール」としてポスターとティッシュをデザインしました。11月14日には西東京市の池澤 隆史市長を表敬訪問し、完成したポスターとポケットティッシュを進呈するとともに、学生の活動について報告をしました。

西東京市との包括連携協定事業のひとつとして
本学と西東京市では包括連携協定を結び、相互協力事業を2002年から継続して取り組んでいます。その一環として、昨年に引き続き伊藤研究室の学生が交通ルール啓発ツールを制作しました。西東京市では放置自転車・自転車のヘルメット着用率・違法駐車を課題としてあげ、改善に取り組んでいます。西東京市内でも田無地区を重点区域としており、西東京市の「学生の皆さんにも関心を持ってもらいたい」という意向が、本取り組みにつながっています。
約半年間の長期プロジェクト
2025年4月から制作を進め、「放置自転車撲滅」、「自転車乗車時のヘルメット着用」、「違法駐車禁止」の3種のポスターをデザインしました。はじめに、西東京市の方から依頼の意図や込めてほしいメッセージを伺い、実際に田無の放置自転車禁止区域を視察し、街にある様々なポスターを見て構想を膨らませました。伊藤研究室の学生は日ごろから授業で実地調査(フィールドワーク)を元に建築の提案や研究を行っていることから、今回は学科での学びを活かして「建築模型」を活用した影絵のデザインにしました。何気ない行為とそこに潜むリスクを、模型と影の2つで表現しています。
【完成作品】



学生コメント
これまでの自分たちの学びをカタチにできる喜びがある一方で、授業の制作発表とは異なり、世の中に出て影響を及ぼすことに緊張感がありました。光を当てる角度によって影が異なって見えるため、影の表現を試行錯誤して模型を制作しました。また、カメラのシャッター速度や撮影スペースにもこだわりと工夫を凝らしました。建築学生ならではの模型を使ったポスターに興味を持ってもらいたいのと同時に、見た人が当事者意識を持ち、軽率な行動が事故につながることをしっかり受け止めてほしいです。
教員コメント
工学部建築デザイン学科 伊藤 泰彦教授
西東京市は、「こどもがど真ん中のまちづくり」を掲げる池澤市長のもと、こどもや若者の市政への参画に積極的だと感じています。私自身は、総合計画の策定や公園緑地の保全活用などでお付き合いがあり、審議会・シンポジウム・市民イベントなど、本学学生の参画の機会に触れる場面がいくつもありました。
今回のポスター制作も、市政への学生参画の機会の1つ。市のご要望は、まずは交通ルールに学生自身が興味をもってほしい、学生らしさとともに市民の立場を想像して提案してほしいということでした。利用者の立場に立ち、課題をデザインで解決をするという点は、建築デザイン学科の学びに通じます。機会をいただきましたこと、感謝をしております。
関連リンク
- 工学部建築デザイン学科
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/engineering/architecture/ - 連携協定一覧
https://www.musashino-u.ac.jp/guide/activities/industry/partnership_agreement.html - 工学部建築デザイン学科 特設サイト
https://www.musashino-u.ac.jp/environment/design/ - 西東京市Web 掲載記事「交通課×武蔵野大学 交通啓発ポスターを作成しました」
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/kotu/musashinodaigakuteikei.html