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留学経験を活かし国際寮での生活をサポート!異文化の不安を和らげ、人をつなぐ場づくりを

No.043

経営学部
会計ガバナンス学科3年

千葉 陽彦 さん

※所属・内容は取材当時(2026年3月)のものです。

留学生の暮らしを支え、彩る、学生スタッフ

私は、さまざまな国籍の学生が在籍し現在68名が暮らしている武蔵野大学の葛西国際寮で、外国人留学生の日本での生活支援や交流促進を行うレジデントアシスタントの寮長を務め、留学生と生活を共にしながら活動を行っています。レジデントアシスタントとは、葛西国際寮に住む留学生の寮生活をサポートする学生スタッフのことです。

レジデントアシスタントの主な活動は、「暮らしのサポート」と「交流イベントの開催」です。暮らしのサポートでは、例えば国内の保険適用範囲がわからない留学生に対してスタッフが調べた情報をお伝えするなど、日本での生活の中で感じる留学生の困りごとに応じて、必要な支援を行っています。交流イベントは月に一度、チームスタッフで企画・運営しています。月ごとにテーマは異なり、例えばハロウィンの時期には、仮装してきた留学生に学生スタッフがドーナツを配るイベントを実施しました。4月には新入寮生に向けた歓迎会も開催しています。

原点は留学経験―支援する側を目指した理由

私がレジデントアシスタントを始めた理由は、アメリカのウェスタンミシガン大学での留学経験にあります。現地でも寮生活を送っていましたが、そこにもレジデントアシスタントが在籍しており、日常的にイベントを開催してくれるなど、寮生活を彩ってくれる存在でした。イベントは季節ごとの行事だけでなくボードゲームなど身近な遊びを取り入れた気軽に参加できる交流の場も多く、こうした機会があったことでより安心した寮生活を送ることができ、異文化の中での不安を和らげるきっかけになると実感しました。この経験から、日本でも留学生が安心して楽しめる場をつくりたいと思うようになり、現在の活動に至っています。

不安を笑顔に変える、留学生のための交流づくり

実際に交流イベントの企画から開催までを私が担当したとき、留学生の方々から「この企画は誰が考えたの?」と声をかけていただいたことがありました。イベント中、楽しそうに過ごす留学生の姿を見て、私たちの取り組みが寮生活に彩りを与えられていると実感し、大きなやりがいを感じました。

また、留学経験を通じて、私自身も多くの友人を作ることができました。国籍に関係なく関わる中で得た新たな価値観は、私にとってかけがえのない財産となっています。このような経験を寮生にも感じてもらいたいと考え、現在は寮長としてメンバーに前向きな声掛けを行いながら、留学生同士のつながりを生み出すことを意識しています。

留学のその先へ―これからの挑戦と伝えたいこと

新年度の開始に伴い新たな留学生が入寮したので、国際寮でのレジデントアシスタントの活動にさらに力を入れていきたいです。留学生が安心して充実した留学生活を送れるよう、今まで以上に交流の機会を増やし、寮生一人ひとりの声に耳を傾けながら全力でサポートしていきたいと考えています。そして、私自身の目標としては、活動の幅を広げるために米国公認会計士資格の取得にも挑戦したいと考えています。これまでの留学やレジデントアシスタントの経験を通じて、より広いフィールドで価値を発揮できる人材になりたいという思いが強まりました。

このように留学経験が大きな糧となり、私の現在とこれからを彩ってくれていると感じます。留学生活には挫折や苦労もあり華やかな面だけではありませんでしたが、「なぜ留学に行きたいのか」「そこで何を実現したいのか」を自分自身と向き合いながら考えることで、留学をより意味のある経験にしていけると思っています。これから留学を考えている方や、日本に来ている留学生に私の経験が少しでも役に立てば幸いです。

2026年度歓迎会のポスター
イベントの司会を務める千葉さん
イベントの様子
レジデントアシスタントによるイベント開催に向けた準備

取材を終えて

今回の取材では、ご自身の留学経験から、留学生の方々が過ごしやすい寮生活になるよう、留学生やレジデントアシスタントメンバーの気持ちに寄り添う千葉さんの姿が印象的でした。
季節ごとにさまざまなイベントが用意されているということで、もし私が葛西国際寮の留学生だったら、寮に帰宅することが楽しみになるだろうと想像しました。
今後来る留学生の留学生活も思い出に残るものとなるよう、レジデントアシスタントの方々の活動が、これからも多くの学生の支えとなっていくことを願っています。

取材・執筆:薬学科 5年 清水 涼夏

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