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こども・若者に関する政策について考える-法学部政治学科「公共政策論2」の授業でこども家庭庁支援局担当の源河真規子審議官が講義を実施-

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こども政策の現場から学ぶ特別講義

12月12日、法学部政治学科の渡辺 恵子教授が担当する「公共政策論2」の授業で、こども家庭庁長官官房審議官(支援局担当)の源河 真規子氏をお招きし、「政策について考えてみよう」と題して、こども家庭庁が行う若者支援とこどもの自殺対策についてご講義いただきました。

「こどもまんなか」政策と若者支援の課題

最初に、こども家庭庁の組織と役割についてお話いただきました。2023年に創設され3年目を迎えていること、「こどもまんなか」をスローガンに掲げていること、こども政策の司令塔として、少子化への歯止めだけでなく今を生きるこどもたちへの支援をミッションにしていることなどのご説明がありました。
次に、困難を有する若者支援策の現状と課題について、社会的自立に向けた移行期にある若者は様々な課題に直面するものの、家庭等で必要なサポートを得られない場合もあること、一方で、相談窓口へのアクセスに対する心理的なハードルの高さから相談支援につながりにくいことや、年齢によって利用できる制度が異なるために支援が途切れやすいことなどのご説明がありました。

学生が考える「こんな政策があったら」

お話を聞いた後、源河さんから「どんな政策があればいいと思いますか?」と投げかけられた受講生が、一人ずつ付箋に自分が考えた政策を書き込み、模造紙に貼っていきました。「学校にこども相談チームを作る」「SNSでのつぶやきからAIがさりげなく相談窓口につなぐ」「夜間でも、匿名でも、オンラインで相談できるようにする」「同じような境遇の人同士が集まれる居場所づくりの支援」「助けてくれる場所を知らない可能性があるので、もっと広報に力を入れる」など、様々な提案があり、源河さんからは、「付箋いっぱいにこんなに意見を書いてもらって嬉しいです。やはり同年代なので色々なアイデアが出ますね。」とおっしゃっていただきました。
こどもの自殺対策についても、同じように現状と課題のご説明ののち、受講生が政策を考えて模造紙に貼りました。こちらについても、源河さんから、多様な提案をしてくれて参考になるとのコメントをいただきました。

声を届ける仕組みと活発な質疑応答

ご講義の最後には、「こども若者★いけんぷらす」という、各府省庁やこども家庭庁がこども・若者の意見を聴いて政策に反映するための仕組みがあるのでぜひ登録してほしい、と、政策に関わることのできる機会をご紹介いただきました。
質疑応答も活発に行われました。学生からは、「児童虐待については、こどもの支援だけでなく家庭の支援も必要ではないか」「小学生くらいまではまだ自分で相談できないし、そもそも相談することさえ思いつかないと思うが、その対策はどうしているのか」「こども支援の政策は自治体ごとの違いが大きいと思うが、こども家庭庁としてどう対応しているのか」など、多様な質問が寄せられました。学生からの質問に源河さんが一つひとつ丁寧に回答してくださり、大変貴重な機会になりました。

現場を知り、政策を考える学びへ

「公共政策論2」の授業では、今後も現職の公務員の方々をゲストとしてお招きし、行政の活動や政策の実際について学生の理解を深める取組を継続していく予定です。

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