受講生の声 - 加藤 杏奈 さん

加藤 杏奈 さん
人間科学部 人間科学科 1年(2023年度)
1年前期 データサイエンス基礎(2020年度科目名:データ・情報リテラシー)
”心という目に見えないものに対する
数学的なアプローチに活かしていけたら”
「授業を受ける上で準備したこと」
以前にもパソコンでデータ処理をする方法を学んでいたので、改めて学び直すつもりで取り組みました。
授業を受けるにあたって、一通りの操作を確認するよう事前課題が出ていたので、そちらに取り組んだ上で受講しました。
「授業での学び」
さまざまなデータをスプレッドシートを用いて分析し、グラフや表にする方法を学びました。
課題では、先生が毎回出してくださる基礎・発展課題に取り組みました。発展課題では、基礎課題で扱われたデータを更に深掘りしたり、新しい関数を知ることができました。
「授業を受けてみて驚いたこと、印象に残ったこと」
一番驚いたことは、授業中に行った何気ない質問に対し、先生が非常に丁寧に解説くださったことです。加えて、勉強のためデータサイエンスの領域でおすすめの書籍などをお伺いしたところ、わざわざ他の講師の方にもご確認くださった上でリストアップしてくださいました。
大学は自分の学びたいという姿勢が大切ということは入学当初より言われておりましたが、この姿勢に親身に応えて頂ける環境が整っているのは非常にありがたいなと感動したことを覚えています。
「苦労したことや努力したこと」
パソコンを使って授業をするという形式に慣れること、さらに毎週の課題をこなすことが大変でした。しかし、回を重ねるごとにパソコンやスプレッドシートの使い方が分かっていったため、後半では余裕を持って授業や課題に取り組むことができていたと思います。最初はぎこちなかった操作がどんどんできるようになっていくのがとても楽しかったです。
「将来これは役に立ちそうだと思ったこと」
2つのデータを比較したとき、数学的に「関係がある」「関係がない」と言えるというのは非常に役に立つ視点だと思いました。データを見た時に、直感的・感情的に判断してしまうことは多々あります。それが一概に悪いとは言えませんが、論理的・理性的な視点を持つことで、より自分の考えを深めていけるのではと思います。
本授業は、何かを判断する時に、数学的な視点を考慮する方法を教えてくれました。
「授業で学んだことを所属学科での学びにどのように活かしますか」
私の所属する人間科学科では、主に心理学について学んでいます。心という目に見えないものに対する数学的なアプローチに活かしていけたらと考えています。

「これから授業を受ける方へ」
授業中に疑問点や操作への不安を感じた時には、メインの先生に加えてサブの先生が常についておられますので、気軽に質問することができます。また、授業は録画されているので、「分からないな」と思ったところは繰り返し視聴し、自分のペースで勉強できるのもオンライン授業ならではだと感じました。授業中には他の学生とのグループ活動もありますので、自分の疑問点やつまずきはそのままにせず、どんどん周りを頼って解決していくことで、とても楽しい授業になると思います。