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受講生の声 - 千葉 紀威 さん

千葉 紀威 さん

文学部 日本文学文化学科 2年(2021年度)
1年後期 情報技法基礎
”就職後も役立つ経験ができた”

授業を受けるきっかけ「パソコン操作を学ぶために」

もともと演劇に興味があり、これまでも演劇部に所属して活動したり、学科で俳句や能狂言の創作を学んだりしてきました。将来も演劇に関することがしたいと思っており、その中で将来パソコンを使用する可能性も高いと考えていました。ですがパソコンの操作を苦手に感じていたので、実際の場で使えるような技術を学びたいと思って受講しました。

授業での学び「仮説を立てて検証する、難しさと面白さ」

授業では、実際の文房具店の売上データを分析して、仮説を立て検証するという課題に取り組みました。特に大変だったのは、膨大なデータの中から、どの商品が仮説を立てやすいのか、どうすれば仮説の根拠となるグラフが得られるか、などを検討することでした。また、Excelのピボットテーブルを使って得られたデータから、最適なデータを決めてグラフを作成することも難しかったです。しかし、架空のデータではなく実際に存在する商品のデータなので、調べれば商品の画像も得ることができ、仮説のイメージや検証がし易いと感じる点もありました。
また、一人ではなくグループで取り組めたことも助かりました。わからない所があってもまずはグループ内でディスカッションして、それでも分からなければ先生に聞いて検討しました。私も積極的な発言を心がけていましたが、他のメンバーも様々な意見を出してくれたので本当に助かりました。活発に意見を出し合っていたことが印象に残っています。
授業は後半に進むにつれて楽しくなり、商品の写真を見ながら仮説を立てて検証していくことが面白く感じました。また、プレゼントする文房具を提案する課題では、プレゼントを贈る対象となる人物のペルソナを作成しました。グループ内で年齢や家族構成、性格などを自由に決めてペルソナを作成するのですが、一人の人間を作っていくという過程が面白かったです。

「就職後も役立つ経験ができた」

私が今後就職した時にも、実際の売上データからお客様のニーズを調べることがあると思いますが、この授業で学んだ仮説を立て検証することやグループで取り組んだ経験が、非常に役立つと思います。グループワークや毎週の課題など日々の演習を通じて、PowerPointやExcelなどのアプリケーションの操作知識も得られ、受講前と比べてだいぶ操作に慣れて理解できるようになりました。今回学んだアプリ以外のツールも学んでみたいなと思っています。

「これから授業を受ける方へ」

問題を解決へ導く方法、一人ではなく複数人で取り組むチームワークを学びたい学生には特に受講を勧めたいです。パソコンのツールの操作についても経験が積めたので、操作を覚えたいと思っている学生も受講してみてください。