受講生の声 - 菅原 一心 さん

菅原 一心 さん
経営学部 経営学科 2年(2021年度)
2年前期 情報技法発展A 受講
”社会でも通用する高度な情報分析力を身に付けたい”
受講のきっかけ 「社会でも通用する高度な情報分析力を身に付けたい」
普段から、スマートフォンやPCを使いながら、グローバルでの情報社会の急発達を感じていました。こうした中、インターネットや情報処理の知識・スキルを持っていることは当たり前とされることから、より専門的な知識や技能を身に付ける必要があると考えていました。また、「情報分析・創出・表現技法」においてExcelの関数機能などを学習して、社会でも通用する高度な情報分析力を身に付けたいと考え、受講しました。
これまでは座学が中心の授業を受けてきたため、本格的な実習形式の授業には少し不安がありました。特に、情報技法発展Aで取り組む「実データを分析して、問題点を把握し、その解決方法を導く、提案する」ということについては経験がなく、難しそうという印象でした。しかし、こうした一連の”問題解決のプロセス”を経験することで、自らの情報分析力や表現力を強化できる点が良いと思いました。
授業での学び 「データに基づく論理思考は、経営学を学ぶ上でも有効」
授業では、実在する企業の購買や売上のデータを分析して、販売戦略を検討しました。自分の趣味と重なる魅力的な企業を対象に分析を行うことに、大変興味が湧きました。例えば30代男性をターゲットとした場合、購買データや売上データから複数の要因を分析することで、どのように商品の販売を実現するか考え、提案に結びつけることができました。こうしたデータに基づく論理思考は、経営学を学ぶ上でも実践的かつ有効であるため、今後の授業や課題への取り組みに活かし、更なる能力の向上に努めたいと考えています。
授業では毎週課題が課されたので、計画的に取り組むことを意識しました。プレゼンテーションについては、論理的かつ明瞭であることに加え、説得性が求められるため、内容のブラッシュアップに時間をかけました。こうした準備を重ねることで、授業では落ち着いて発表できました。

プレゼンテーションの際には、先生や他学部の受講生から様々なフィードバックが得られたことは、異なる分析方法や焦点の当て方などの理解に役立ち、プレゼンテーションのブラッシュアップにつながりました。また、座学のような一方通行ではない授業を通じて、先生や受講生との一体感を感じられた点は、コロナ禍にあって大変新鮮に感じました。
授業を振り返って 「伝える力は、社会でも重要」
授業を通じて身につけた表現力や論理思考力が役に立つと思いました。特に提案や自らの考え方を他者に理解・納得してもらうための伝える力は、社会でも大変重要だと思います。他にも、プレゼン資料の作成や発表を通じて、情報を多彩に表現する技法を習得できました。
「これから授業を受ける方へ」
授業の内容はとても充実していて、プレゼンテーションスキルやPCスキルの向上が期待できます。私は前述のとおり、情報分析技法の経験が無く少し不安に思っていましたが、先生の手厚いサポートのおかげで、安心して授業を受けることができました。将来役立つ実践的スキルが身に付きますので、是非、受講してみてください。